今日はカイゼンを紹介します!
先日紹介した計測器の日常点検ですが、ノギスやマイクロを点検する際にブロックゲージやリングゲージを使用していました。
しかし、ゲージ類は検査で管理されているため毎回借用して点検を行わなければなりませんでした。
そこで外測も内測も同時に点検が行える点検用基準ブロックを製作することになりました。
材質は耐摩耗性や焼入れの安定性のよいSKD11を使用しました。
機械加工後、焼入れにてHRC60の硬さにし平面研摩にて仕上げを行いました。その後、3次元測定器にて各所測定を行い精度確認を行いました。
設計から私が担当しましたが、基準ブロックの精度が悪ければ作業者の測定器の精度も悪くなってしまうので高精度の基準ブロックが作れるように特に気をつけました。
お客様に品質の良い製品が届けられるよう、この基準ブロックが役立ってくれるはずです!