アイ・インテグレーション株式会社です。
こころの健康学シリーズ
「人生の質を決めるコミュニケーション」
のほうをレポートしたいと思います。
講師は
慶応義塾大学医学部精神神経科学教室
宗未来先生です。
4回に渡って行われたシリーズだそうですが
私が参加した日のテーマは
『認知行動療法を裏側から見る』でした。
『感情』は
喜び、期待、安心、愛しさ、楽しさ、共感などの
ポジティブなもの
怒り、心配、淋しさ、恐怖、不安などの
ネガティブなものがあり
この、感情の客観視と
行動の仕方を教えてくださいました。
ポジティブ > ネガティブ
というイメージですが
「つらい気持ち」というのも悪いことばかりではないよ~
というお話でした。
何故なら、人は、つらいと感じることで対処法を
考えたり、ストッパーが働いたりするので
防衛反応でもあるからです。
しかし
ポジティブな感情が一瞬なのに対し
ネガティブな感情は持続時間が長いそうです。
んーー。。。わかる気がします。。![]()
加えて、
出来事に対して
一次反応という誰でも生じる感情に
二次反応という人工物(思い込みなど)の感情が大きくなると
ストレスとなり、病にかかる可能性が高くなるそうです。
oh。。![]()
この、二次反応をなくす方法は
感情を一次反応まで戻すことが大事みたいです。
(あまり詳しく説明ができてなくてごめんなさい
)
文章が長くなってきたので
ここからはセミナーで印象的だった部分だけ挙げていきたいと思います。
『最も人を不幸にするものは人間関係であり
最も人を幸福にするものも人間関係である』
なんだか、ニーチェが言ってそうな言葉です![]()
『重要な他者とのいい関係には
重要じゃない人も必要不可欠』
たった一人、本当の味方がいてくれたら
人は強く生きられる。
と、トットちゃんこと、黒柳徹子さんも言っております。![]()
しかし!
どんなにラブラブの夫婦でも無人島に2人でいると
刃傷沙汰になるそうです。
例えが極端にも感じましたが、
重要じゃない人も不可欠ということがよくわかりました。![]()
理想的な人間関係についてはこう述べていました![]()
運命共同体(家族、親友、恋人) → どう真剣に向き合うか
ほどほどの関係(ふつうの友人、親族) → どう力を抜いてつきあうか
環境次第の関係(仕事関係者、知人) → 〃
バランスのとれた人間関係が
人をストレスや逆境に直面したときに
対応したり、
克服していく能力を培っていくそうです。![]()
野菜もきちんと食べましょう。というのに似ているなぁと思いました。![]()
悩みの9割はワンパターン(期待のずれ)
期待の修正の鍵となるのは、コミュニケーション
やはり大切なのはコミュニケーションなんですね。![]()
しかし、
100%内容が正しくてもコミュニケーションが間違っていれば
正しく伝わらないどころか、マイナス100%の逆効果なんだそうです。
そんなー!!![]()
話しているときは、
相手のこころがオンになっているか意識しましょう![]()
オンの見極め方は返答が肯定の発言です。
(はい、そうなんですよ。わかってくれますか?など)
どんなに親しくても、いつも完全にわかりあうことはできない
コミュニケーションにおいて、
ちょっと違うけど。。![]()
ま、いっか![]()
というのも大事だそうです。
白黒つけることよりも、歩み寄りが大切だと感じました。
まとめ![]()
『生き詰まったら世界を広げよう!
でも、コアな関係はないがしろにするな』
友達から友達を紹介してもらう
ということを6回繰り返すと
世界中のすべての人とつながりを持つことができるそうです![]()
行動を起こすかは別として、
想像するとワクワクします![]()
とても興味深いセミナーで、参加できて良かったです。
今回も長文を読んでいただき
ありがとうございました。![]()

