今日のカウンセリングでは

まず

家族のことについて

あたしはどうしたいのか

って話をしました。

それは

あたしがひとりでできることではなく

家族が変わらないのなら

あたしが変わるしかない。

…そんな簡単に変われますかいな、無理よ

変わったらあたしじゃない

だからって

このままじゃ一生我慢し続けなくちゃならなくなる

それはイヤ

どうしたもんじゃろのうって思う

…っていうようなこと

話しました。

あたしがどうしたいか

あたしはどうなりたいか

ってことについて打ち明けたのは

初めてでした。

「でね?」

あたしは

別の話を切り出しました。

以前のカウンセラーの先生の話です。

胸にずっと引っ掛かっているものを

少し整理して解決したい

実生活でも、今このカウンセリングでも

以前の先生のことが大きな割合を占めていて

物凄く影響を受けている

今の先生にはそんな気持ちが全くなくて

何でも話せるんだけど

だから先生のしてくださる話が

あたしに響かないんじゃないかって

…って話したら

『それでいいんです。それは大歓迎です』

何とも形容し難いんだけど

主治医の先生をお父さんのように感じるような

特別な感情を向けていないことを

安心したように歓迎されました。

以前の先生とのことについては

本来なら以前の先生とあたしが話すことであって

僕にはなんて答えたらいいいかわからない

僕には続きはできません

って言われました。

まだ誰にも話していないことも

先生に思いきって打ち明けたんだけど

『はー…まさかそんな話を伺うことになるとは…』

って それだけ??

以前の先生は辞めちゃってもう病院にはいない。

でも以前の先生がいなくちゃ話になんない

直接聞かなきゃわからない

…ってカウンセリングの最後は

先生もあたしも二人して

どうしたもんじゃろのう

ってなってしまいました。

ヒントもないし…

っていうか

先生が何て言ったらいいかわかんない

っていうのがヒントなんだろか。

「だからあたし、死ねばいいと思うんです。
死ぬんじゃなくて、消えたいんです」

『どうしてですか?』

「あっちもこっちも
あたしだけじゃ解決できないんだもん。
消えちゃって、解放されて
そうしたらあたし、自由になれるもの」

『でもそうなったら、あなたのしたいこと
できなくなっちゃいますよ』

「本当にしたいことはできないけど
できるじゃない?こうすれば。
生きてたらできないもの」

『ああ、そうですねえ』

手品みたいに消えるなんて

なんだか

非現実的な話ですね。




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まだあたしの話したことが

先生にうまく伝わっていないと感じたので

「この話について次回も続きを話しましょうか?
この話がちょっと解決しないと
すべてが進行しない気がするんですけど」

って話したら

『そうですね。僕には何とも言えませんが
そのほうが、いいでしょうねえ』

…で

本日のカウンセリングはタイムアウト。

…前途多難ですが

致し方無い話です。

先生には何でも話せるので

話すんじゃなかったとは思ってないし

損はしてないけど

得もしなかった

あたしの見解も

先生の見解も

わからなくはないけど

どうにもこうにも

二人して確かめることもできないから

不確かな話ばかりして

話してよかったとも

思えないままのカウンセリングでした。

先生

自信無さげで困ってたけど

困らせたんじゃないし

あたしも困ってる。

せっかく

話題に出せたのにな…

話題に出しただけ

よしとしないといけないのかな。

解決できない悩みなんて捨てて

何もかも諦められたら

どんなにいいだろう。

何もかも諦められたら

あたしはカウンセリングを卒業するのに。






あたしはどう変わったら

あたしが救われるの?

あたしを生きられるの?







とにかく次回までの2週間

何をどうお話するか

考えよう。

以前の先生のことは察しないと決めている以上

今はそれしか

術はないのだから。

今の先生とは

仲良くやれそうだ。