怒りと悲しみは

とっても仲良しで

いつも一緒にくっついてる。

だから

怒ろうとしても

あたしの"悲しい"が

"怒る"ことをゆるさないんだけど

ゆるされなくても

怒れる時がある。

どういうことなんだろ?

って振り返ってみたら

悲しみから生まれて

悲しみに守られて支えられてる怒りは

ゆるされないらしくて

怒りから生まれて

怒りに守られて支えられてる悲しいは

ゆるしてくれるらしい。

ゆるしてくれる

というよりは

瞬間に生まれた悲しいが

『怒って!』

ってお願いしてるみたい。

怒ってしまえば

悲しい怒りは癒えてって

薄くなっていく。

きっと わかってるの。

深く沈んだ"悲しい"は

怒っても癒えないことを。

そんな"悲しい"の傍にずっといる"怒り"は

自分だけ楽になるのがイヤなので

"悲しい"から離れないと決めていることを。

そしてそれが

あたしなんだということを。