今日の集まりの中で

ある母ちゃんが

『主婦の仲間で話してるとさあ

"もうウチは熟年離婚だよ"って話が出るわけ。

でも結局さ

"ウチの旦那…都合がいいんだよねえ"

って話でまとまるんだよ。笑』


「好きとか、愛してるじゃないんだ?」


『そ。都合がいいかどーかっ!』


みんなして

あっははー

なるほど なるほど

大笑い。

ごめんね 世のお父ちゃん

世のお母ちゃんは

そんなこと言って

盛り上がってるの。

でも安心してね

お父ちゃんの

いないところだけでだから。

都合がいいなんて

なんて都合がいいんでしょ。

あたしも

そっかあ

都合のいい旦那かあ…いいねえ…

って思ったけど

やっぱり直感には勝てないかな。

それに

そりゃ都合のいい部分もないわけではないけど

総合的に

とーさんはあたしの

都合のいい旦那

ではない ない。なーい。

だから

とーさんにも聞いてみた。

「お母さんって お父さんにとって

 都合のいい女房?」

とーさん、即答した。

『お母さんが?

 よくないね。都合よくはないです』

…久しぶりに

意見が一致しましたね。

ウチの場合は

結婚した時…15年前が

双方

都合がよかったのだわね。

大恋愛

のちの

都合のいい夫婦

都合がいい、で

あははと笑える母ちゃん

…逞しくて 眩しくて

かっこいいねえ。最高じゃん。

あたしは ちょっぴり

疎外感。

だけど

もう さみしくないな。

おしゃべりの輪がひろがって

互いを共有し合って

浅知恵まで付いてくる。

あたしの

"好き"が

たくさんあるじゃないのよ。