今日はおばあちゃんち。
(独り暮らしのお姑さん)

とーさんと、ちび子と、かーさんで遊びに行った。

みんなで行く予定だったけど

おねーさんずが

「明日までの宿題、忘れてた!」そうで

「おばあちゃんに
行けなくてごめんねって言っといて」っつーので

お留守番。

お母さん(姑)はお友達と約束して出掛けたり

お茶したりはしない。

病院や歯医者さんの待合室

バス停やスーパーの行き帰り

…たまたま出くわした人と

気ままにお喋りするのが好きなの。

家族以外の人には

細かい話、深い話はしたくない人。

だから

会いに行くと

ズーット

喋っている。

ノベツマクナシ

喋っている。

オモシロイクライ

喋っている。

楽しくてワクワクする話じゃないけど

つまんないけど

どうでもいいけど

あたしは嬉しくなる。

喋って喋って喋りたくなるくらい

独りの時間が多いお母さん。

もっとちょいちょい顔出した方がいいのかな

とも思うけど

お母さんもお母さんで

まだ独りを満喫しているところもあるみたいなので

今のうちは

ほどほどに連絡したり

ほどほどに顔を見せに行く。

身の回りのことができる間は

スープのちょっぴり冷める距離にいて

いつでも駆けつけられるのがいいと思う。

聞き役も話し相手もあたしなんだけど

あたし一人で会いに行くんじゃダメみたい。

お嫁さんが一人で会いに行くんじゃダメみたい。

本当の娘のようにしてくれるけど

本当の娘じゃないから

なんか違う。

本当の娘じゃないのが

少しさみしい。

嫁姑問題がないんだから

これ以上の贅沢は

云いますまい。


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おねーさんず

宿題に必要な保体の教科書

二人揃って置き勉。
(これは置き勉許可が出てるので)

二人揃って持って帰るのを忘れた。

「これじゃ宿題ができない!」

A子が学校のお友達に電話をしたら

その子が貸してくれることになったので

待ち合わせ場所に行くと言った。

かーさん

家にあったお菓子を少し

"お礼に持って行きな"

A子に持たせた。

お友達は教科書そのものではなくて

宿題に必要な部分だけ

コピーして持って来てくれた。

まるで

昨日の、とと姉ちゃんみたい。笑

冷静沈着で、賢くて、優しいお友達。

お喋りもするけど

一人で何かに集中してることも多い子で

そんな時は声をかけないで

邪魔しないようにしてるんだって。

それは素晴らしい。

あなたたちみたいなのが

お友達っていうんだよ

数じゃないの

思いやりよ








宿題が間に合ってよかったよ。

でもそれよりも

そういうお友達がいることに

かーさん

ホッとしたわ。