なにかをしながらなにかをする。


って、


場合によっては、


想像以上に難しい。


と、今更次郎、


あらためて思うことがありました。


パパはその昔、


インスタントラーメンを鍋で作りながら、


お風呂に水をためて、


ラーメンは伸びる、


風呂は溢れれる、


という経験をしたそうな。


随分前に聞いた昔話だから、


相当若い時のことだ。


あたしは…なにをしながらだったかすら、


忘れてしまうことが多いかな。


特に料理を途中で忘れてしまいます。


とにもかくにも火の用心。


でも、


あははー、じゃ済まないこともある。


お姉ちゃんの1人は、


読みながら内容を把握するのが難しい。


算数の文章問題の意味がわからなくて、


でも私が代わりに読むと


「なんだ、そんなことだったんだ」とわかる。


じゃあ本読め、って感じだけど、


お姉ちゃん、本は大好きでよく読んでいる。


国語なんかもそうだけど、


テストとなると「ひっかけ問題」にぶち当たる。


しかもお姉ちゃん、「ひっかけるとは卑怯だ」と、


怒る。もしくは泣く。


ってこのねーちゃんはわかりやすいから、


まだフォローできるんだけど、


もう1人のお姉ちゃん、


マイワンダーランドに行ってしまう。


パニックで固まっても見た目ではわかりにくい。


お勉強の理解はあるし、


数式や謎解きゲームなどは私でも感心する位だが、


「この服、どっちが前?」と聞いてくる。


今日はおチビと私がお風呂に入ってる間に、


「テレビ観ながら洗濯物畳んでー」


とお願いしたら、


前者のねーちゃん1人で畳んでくれました。


後者のねーちゃん、やらかなったんじゃなくて、


できなかったんだ。テレビに夢中で。


散漫お姉ちゃんと一点集中お姉ちゃん。


長所と短所は裏返し。


よくわめくお姉ちゃんとよく独り籠るお姉ちゃん。


よく気がつくお姉ちゃんとよく考えるお姉ちゃん。


母さんまだまだ傍にいます。


いいところ、


伸ばすし伸びる。


…といんだけどー。