
あの子がいなくなって、
明日の夜で一週間。
ふと気づくと、無意識に、
その名前を口にしている。
ココちゃん
名前って、それを持つ者の、
アイデンティティを示す言葉ではあるけれど、、
それ自体何か意味を持つ言葉ではない。
昨夜、突然思うところあって、
意識的に名前を口に出してみた。
すると、その言葉は、
聴覚を通して、私の内側に投げかけられ、
心の中に波紋のように拡がった。
物理的に“不在”と言う状況は、
別に死ななくたって、
いつだって日常起こることなのだから、、
この心と体がスースーする感じは、
「死んだら二度と会えない」
と言う一つの思い込みが起こす、
幻想みたいなものなのだろうけど、、
「淋しい」「哀しい」
と言う感情に時々心が溺れそうになる。
で、昨夜の話に戻して、、
私の内側で名前と言う言葉が、
波紋の如く拡がる感覚を、
改めてじっくり味わってみた。
「淋しい」「哀しい」で泡立っていた心が、
ふっと緩む感覚。
そして、体感温度が、
ほんの少し上がるような感覚もあった。
そう言えば、好きな人ができると、
その人の名前を心の中で、
何度も反芻したくなるよなあ〜〜って。
名前を心の中で呼ぶだけで、
なんだか心がじんわりする。
そんな感覚もあったよね、
って急に思い出した

そうか。
愛しい者の名前は、
心に明かりを灯すマントラなんだ


そんなことを思いついたら、
なんか大発見をしたような気になって笑
昨夜は久しぶりに、
心和らぐ夜になったのでした
