カンボジア投資の魅力 -地理的優位性- | カンボジア最新法令ビジネス情報

カンボジア投資の魅力 -地理的優位性-

カンボジアの投資先としてのポテンシャルを感じずにはいられない特徴として、地理的な優位性があげられます。
カンボジアを中心とした地図を見ると、まさにASEANの中心に位置していることが確認できると思います。

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航路の更なる充実が待たれる所ではありますが、ASEANの全ての中心都市へ1時間半~2時間のフライトで行けるような位置にあります。

陸路で言えば、タイ・カンボジア・ベトナムを結ぶ完全舗装の南部経済回廊が通じており、メコン経済圏の重要な交通インフラとなっています。
唯一この回廊のボトルネックとして、プノンペン~ホーチミンのネアックルンにおいては、フェリーでメコン川を渡らなければならないという問題がありましたが、今年2010年6月に日本のネアックルンへの橋梁建設の資金供与が約束され、ここに橋の建設が決定されました。
完成は2015年とまだ先の予定ではありますが、この橋が完成されればカンボジア及びメコン地域の物流へも大きな効果があると予想されます。

そして、カンボジアはシハヌークビルという港湾都市を有しています。
シハヌークビル港は、国内唯一の大水深港であり、1990年代後半から活発な開発・整備が進められ、重要な経済拠点となっています。
様々な航路が開かれるタイ湾に面したこの港は、プノンペン、ホーチミンにもほど近く絶好の立地にあります。


約1300万人というカンボジアの人口引き合いに、カンボジアは市場ポテンシャルが小さく投資に値しないと判断されることもよくあるようですが、
それは、カンボジアがASEAN地域5億5300万人の経済圏に向けた拠点となり得ることを見逃しています。
まだインフラの整備を待たれる部分もありますが、ASEAN諸国への進出が大いに増加している最中にあって、カンボジアの検討を無視する理由はきっとないはずです。