僕が今までの人生で一番心に残っている「壁画」を紹介します。
(知覧特攻平和会館)
http://www.city.minamikyushu.lg.jp/cgi-bin/hpViewContent.cgi?pID=20070920195935&pLang=ja
紅蓮の炎をあげて燃える隼の機体から特攻隊員の魂魄(こんぱく)を6人の飛天(天女)が救い出し
昇天させる姿を表した壁画です。
この壁画を初めて見たとき、衝撃を受けて体がしばらく動きませんでした。
立ち止まったまま、涙が出てきました。
その後、中に入って特攻隊の遺品や家族に贈った最後の手紙や
隊員達の写真、記念館の職員による特攻隊員達の話など、
涙が止まりませんでした。資料とか読んでても、すぐに涙で文字が読めなくなるくらい
悲しくて悲しくて、涙が止まりませんでした。
いま、思い出してブログを書いてても涙が出てきそうになります。
物凄く涙が出て、しばらく落ち着こうと思い冷静になってから隊員の方が祭られている
「特攻平和観音」に御参りに行こうと資料館から出る時に、また「壁画」を見た瞬間に
一番最初に見たときよりも、なんとも言えない感情が込上げてしまい、大号泣してしまいました。
絶対に戦争などしてはならないと思いました。
二度と、こんな悲しい事をさせない日本にしなければいけないと思いました。
それは、戦後に生まれた我々が戦争でなくなった方々に対する「責任」だと思います。
ただ、絶対に「戦争」仕掛ける事はしてはなりませんが、
「平和」と「戦争」の意味を間違えて理解し、他国の「侵略行為」に対して闘わずに指を咥えて黙っている、
脅されたら家畜のように従い、金を払って領土も差し出すような情けない「日本」にしてはなりません。
あの戦争で日本の為に尊い命を犠牲してまで闘った人たちに対して、申し訳が立ちません。
今日は何故か「戦争」のことをブログに書いてしまいましたが、自分でも理由が良くわかりません・・・