いつもご訪問ありがとうございます
トラウマ・心の傷専門カウンセリングルーム
iカウンセリングの下村幸子です
『物事を極めていこう！』
という一途な方が
iカウンセリングには多くいらっしゃいます
ご自身を高めていくために
ご自身に負荷をかけていかれる方です
まるで修行僧の様なので
勝手にそう呼ばせていただいてますが
ご自身でもちょっとしっくりくるみたいです
でもよくよく見てみると
この修行系のかたには2タイプがあって
もともとの生き方として職人気質を選んでいる方と
トラウマを抱えてしまったために修行系に進んだ方がいらっしゃるようです
前者はどれだけ自分を追い込んでも
自分を非難して突き落とすことはあまりしません
職人さんはみなさんそういうタイプですよね
まだだ！まだだ！
と言いながらも腕を上げていくことや
突き詰めていくことに疲れないし
ひとつひとつをしっかりつかみ
一段一段積み上がっている感覚を持っていらっしゃる
ところが
トラウマを抱えたためにそっちに進んでしまった人は
やればやるほどつらくなってしまうことがあります
もちろん全員ではありませんが…
トラウマを抱えると
無力感・無価値観に付き纏われます
人間はこの感覚がとてもつらいのです
なので何か力をつけてその感覚を払拭しようと試みます
その結果
自分を追い込んで高みを目指そうとし
修行系に足を踏み入れるのです
ところが
トラウマがあることで
結局頑張った努力も
認めてあげることが困難になるので
どこまで頑張っても
足りない自分を責め続けてしまいます
評価の基準をどこに置いているかも違います
前者は評価の基準は自分の中にあり
後者はそれを外側に求める傾向があります
（師匠がいる場合は前者でもちょっと違いますけどね）
極めていく目的も違ってきます
後者は誰かに認めてもらうため
自分以外の何かになるためになりがちです
前者はそれが生きることそのものなのです
もともと修行系なのに
トラウマが重なってしまっていることもあります
トラウマがあったことで
極め方に拍車がかかり
結果としてより高みに身を置くことになった
という場合もありますが
喜びが伴っていないことが多いので
その道を生きているんだという感覚を
持ちにくくなってしまうかもしれません
私はどの方にも
『自分』を生きていってほしいなと願っています
そして『自分』を生きる喜びを
そこから湧き出るエネルギーを
感じてほしいなと願っています
何かを感じられた方
いらしてみてください
心よりお待ちしております
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