トラウマ・心の傷専門カウンセリングルーム
i カウンセリングの下村幸子です
昨年暮れくらいから
色々と心の整理が急激に加速して
なかなか手を着けられなかった
断捨離をしています
ちょうど1ヶ月くらい前
嫁入り道具として
母が買ってくれたダイニングテーブルを
手放しました
母は私の希望を聞いてくれて
とても素敵ないいテーブルを買ってくれました
これがそのテーブルです
このテーブルは
結婚生活をスタートさせた時から
いつも食卓を支えてくれました
家族が増え
3人の子どもたちの成長も
このテーブルが見守り支えてくれました
とても気に入っていた大好きなテーブルで
もう27年も使っているのに
ほとんど傷んでいませんでした
真ん中で別れてテーブルを広げることができるものだったのですが
その切れ目からちょっと表面がはがれてきてしまったなぁ…
という程度で
当然まだまだ使えるものでした
でも
今の家のこと
家族のこと
これからのことを考えた時に
すごく思い入れのあるこのテーブルを
もう手放さなければならない…と思ったのでした
実は
一度手放す決意をしたのですが
やっぱり大切に使ってきた
大好きなテーブルだったので
手放すのを取り消したんです
そうしたらある日
ホットプレートを使った時
その熱でテーブルの表面が焦げてしまったんです！！
すごくショックだったのですが
その瞬間
このテーブルが
「もういいよ！
自分（テーブル）を大事にすることで
もっと大事にしなければならないものを
捨てないで」
と言ってくれている様に感じたのでした
都合いいように聞こえちゃうかもなんですが…
その瞬間涙が溢れてきて
テーブルを抱いて泣いていました
そしてようやく本当に
このテーブルを手放す決意が出来たのでした
中野区の粗大ゴミ収集センターに電話をした日
それぞれ独立してバラバラに生活をしている長男と次男に
声を掛けました
「みんなの成長を支えてくれたテーブルを手放します
最後に会いたい人は○日までに会いに来てね！」
みんな集まってくれました
家族全員でもう一度
このテーブルを囲んで
食事をしました
そうして
このテーブルにさよならをしました
それから1ヶ月経って
今
色々な意味で
テーブルが
「もういいよ」
と言ってくれたからこそ拓けたことを感じながら
暮らしています
本当に心から感謝です
テーブルにも
このテーブルを買ってくれた母にも
母は私が結婚したときに
本当に心を尽くして
準備をしてくれたんだな
と今更ながら
感謝の気持ちが溢れてきました
施設でお世話になっている母に
その気持ちを伝えに行きました
お母さんありがとう
私が我が子の結婚の時に
どれほどのことをしてやれるだろうか
とても母の様には出来ないなぁ
明日
息子と息子の彼女と
彼女のご両親にお会いしてきます
本当に大切なものを
見失わないように
生きていきたいです
子どもたちにも
そうあってほしいなぁ
どうか自分が本当に大切なものを
大切にして
幸せになってほしいな
心から願い
そうなると固く信じて！！
言われなくてもわかってるよって
言われそうですけどね^^
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