今日の映画「127時間」 | i-cloudのブログ

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映画「127時間」は実話もとにした作品。登山家アーロン・ラルストンの「奇跡の6日間」を原作に描いた実話である。作品中クライマーの様なシーンはないが、彼の装備は間違いなくクライマーとして描かれている。内容は割愛するが、自然の中では全てにおいて自己責任、彼のフィールドワークは自分のスタイルに限りなく近い。
ただ、ラストシーンの彼の様な選択が自分にできるか、まだ自身はない。
ダニーボイル監督が見事に描きっきた作品。日本では彼の様な行動は評価されない。
かつて、植村直己氏葬儀に、日本に領事館を持つ各国は葬儀に参列したが、日本政府からは誰一人参列しなかった事がヨーロッパを中心に批判を受けた。日本の過保護と事故が起きた時に、責任を誰かに向ける姿勢、誰も大人として責任を取りたくない姿勢が、グローバル社会の歪を産んでいる。
私は、マイノリティとしてでも、アーロン・ラルストンを称えたい。
最期まで諦めず、生と死に直面して、自らと闘った姿は人間本来の姿だと思う。
今回の私の怪我も自己責任、そう思える自分も、責任ある大人に一歩近づけた気がする。