いちげきのブログ

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愛車:シトロエンC3
趣味:格闘技観戦、クラシック音楽
好きな球団:広島東洋カープ
最近ハマっているモノ:ピグワールド、料理(@圧力鍋)

Amebaでブログを始めよう!

今年初、


ゴーヤチンプル。


美味すぎ(笑)



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7月2日に発見した、ゴーヤの実第1号。


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その時は第一関節ぐらいだったのが、

手のひらを上回る、大きさになってきた。


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もうちょっと大きくなるかな、と思ったけど、

最初の実は少し早めに獲ったほうがいい、とのことなので

今日収穫することに。

今年最初のゴーヤの料理。



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同じく群生している大葉(シソ)とともに

天麩羅にして頂いた。

ゴーヤらしい、苦みと旨みがたっぷり。

美味しかった♪


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今朝、今年第1号のゴーヤの実を発見!



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蜂さんも飛んでいたので、受粉は大丈夫だろう。


まだ、指の第一関節にも満たない・・


かわいい(笑)









今日は本当は仕事だたんだけど

正直、クビを懸けて休みを取った。

何かに引き寄せられるように。



そして今朝は、

朝から忙しくバタバタする中、

チョン・キョンファさんに会うために、

朝から、頭を刈りそろえて

それから、チョン・キョンファへの手紙をしたためて。

サイン会というのがどういう雰囲気か知らないので

渡せるかわからないけど、ダメ元で。


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あ、中身は内緒です(笑)




そして、会場となるタワーレコードに向かう。

渋谷着。


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いったい何十年ぶりだろう?

かつて渋谷区に住んでいながら、

渋谷駅は苦手で、ほとんど土地勘がない(笑)

けど、駅の出口から外に降り立ったら、タワーレコードの看板が見えたので

迷わなくて良かった(笑)




そしてタワーレコードに入り、予約していたCDを購入し、

サイン会の参加券をもらい、

イベント会場の下見に。

17時からの予定だったんだけど、

まだその前の15時からのイベントが行われていた。

若い女性のヴァイオリンと男性ギターのデュオ。


演奏&サイン会だったようだ。

でもその女性、イベントが終わった後、次のイベントであるチョン・キョンファの

CDを興味深く手に取ったと思ったら・・・

「衝撃の東京ライヴ(プッ)」

なんだよ、プッって。(笑)

こっちは気を遣っていっぱい拍手してあげて労いの言葉までかけたのに。



さて気を取り直して。

どうやらチョン・キョンファのサイン会を待っているのはまだ自分一人だったようだ。

一番乗り(笑)







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今朝、あらためてサイン会の注意をじっくり見ていて初めて気づいたのだが、

サイン会は撮影、録音はいっさい禁止らしい。。。

めっちゃ動画や写真撮る気満々だったのに。




仕方ないのでサイン会前の会場の様子を。





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で、ちらほらとチョン・キョンファ目当てのお客さんが来たけど・・

なんや、おっさんばっかりやないか!(笑)

50~60代ぐらいの・・その中では自分が最年少じゃないだろうか?(笑)



で、開始20分ぐらい前かな?

あ、前のイベントのあといったんパイプ椅子がすべて撤去されてたんだけど・・・

スタッフさんが「少しだけパイプ椅子を並べますね」と告げて

パイプ椅子を・・

その時、最前列を競うおっさんの攻防には目を疑った(笑)

もちろん、自分が最前列センターに座ったけど(爆)



そういえば、東京文化のリサイタルのときは、実は

彼女の姿を観る瞬間まで「ドタキャン」という言葉が

頭の中をグルグル回っていた(笑)

でもさすがに今日は、その不安はなかった。

さすがにサイン会でドタキャンはないだろう、と(笑)




そしてイベント開始を告げるアナウンスのあと、

チョン・キョンファさんが会場に歩いてこられた。

上野で感じたのと同じ。小さな女性だ。

姿、笑顔を見て、自分は感無量。涙が出てしまった。

そして目の前の席に座られた。

演奏のときとはまるっきり違う、カジュアルな黒いブラウス。

ほんとうに普通の女性だ。



そして、司会者のいくつかの質問に対し、

とても丁寧に、とても長く(笑)

お答えされていた。

話しの内容については、自分の頭の中がまとまってから

改めて書きたいと思う。

すばらしいトーク会だった。来てよかった。




そしてトーク会のあと、いよいよサイン会。

自分は2番目だったが、

面と向かって、まず用意した手紙を

「For you」と手渡した。

彼女は何も言わず、付き人?の女性に手渡し、

謎の手提げ・・・どうやらプレゼント類はすべてそこに入るらしい・・・

に入れられた。

読まれるかは分からないが、とりあえず渡したことで自分は満足。

たぶん渡せないんだろうと思ったから。



そしてCDのジャケットにサインを書いてもらい、

彼女から渡された瞬間、

I love you.

と言って右手を差し出した。

彼女は笑っていたが嬉しそうだった。

そして・・

握手をしてもらうつもりが、

右手の平に、

まさかのサイン(笑)




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サインというか、ハートマークとドットを書いたつもりらしい。

ちょっとー!

そんなんされたら、一生手が洗えないではないですか(笑)




その時スタッフさんの、


「握手はしないんですよー。ヴァイオリニストですから。」


と、あ、そうなんですかー、と言ったその直後、


それに逆らうように、普通に握手してくださった(笑)


なんて優しいんだ、と思ったけど


あとでかんがえたら、日本語がわからなかったからか(笑)



そしてかなりの行列の皆さんのサインをされていたが・・

思ったより全然撮影に対する取り締まりもなく・・

皆さん写真を撮られていたので、自分も当たり前のように

撮影に加わった。





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そして、家に帰ってサインしてもらったCDを飾った。




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あとで、「あれは夢だったのかな?」と思い返した時、

このCDだけが、

あっ、現実だったんだ、と確認できるものになるだろう。





さて、そんなわけで

死ぬほど生で聴きたかった、チョン・キョンファの「雨の歌」。

2月ごろから、今日のために雨の歌の録音を聴くのをいっさい封印し、

我慢し続けてきた(笑)



1楽章は、彼女の音楽の深さ、大きさが存分に感じられる、凄い演奏だった。

彼女自身、きっと好きな曲なのだろう。

前回も書いたが、ピアニストが邪魔することなく、しかも素晴らしい音楽性を発揮。

逆に、チョン・キョンファのほうが追うような演奏に感じるところもあった。


1楽章が終わった時、隣りにいた相方が、たまらず小さく拍手をする手振りを見せた。

もちろんプロなので、実際拍手はしなかったけど(笑)

感極まったようだ。

結構趣味が合わないことが多いのだが、チョン・キョンファが世界一の

ヴァイオリニストである、と考えている点は、数少ない一致している意見である(笑)



今回の演奏会、ひとつ残念に感じたのは、

日本の観衆は、ほんとうにマナーが悪いな、ということ。

もちろん、辻井伸行君のときのように、物を食べたり、携帯鳴らしたり、というのは

さすがに居なかったけど、

2楽章が終わって、チョン・キョンファが明確にアタッカ(切れ目なく次の楽章に行く)の

素振りを見せているのに、

そこにかぶせるような咳払いの嵐。

日本人は、楽章の間には咳、咳払いをしなくてはいけないと思っているのか?


・・で、その時チョン・キョンファは、構えをやめて

もう一度、満面の笑顔になった。

しかし今回の笑顔は、イライラの表れだったのではないか。

そしてまた構えると、無造作にピアニストとアイコンタクトするでもなく

3楽章を弾き始めた。

もしこれがなかったら、また違う3楽章になっていたのではないか、と思い、

少し悔しい思いだった。

もちろん、プロなのだからそんなことで心を乱すな、という人もいるだろうけど。



そして自分が、聴きながら死にたいと思っている3楽章。

彼女のテクニック、音楽力が存分に発揮された、素晴らしい演奏だった。

今思い出してもゾクゾクする。

最後の部分は、もしかしたら自分が泣き出してしまうのでは、と心配だったけど

なんとか泣かずに聴くことができた(笑)

いいコンディションで弾いてくださった、二人に本当に感謝する。




そして休憩。

雨の歌を聴いた、という興奮が体中を駆け抜ける中、

ロビーで有料のプログラムを買った。

今回はプログラムは無料のもいただけたのだけど、

せっかくなので記念にと。

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その中には、彼女が韓国人であるために、正当な評価を受けられない時期があった、

など、彼女の苦労についても綴られている。

600円はちょっと高いかな、とは思うけど

(ちなみに野球場でのビール一杯と同じ値段だ(笑))

でも、これから彼女のリサイタルに行かれる方、買って損は無いと思います。

ぜひにとおすすめします。




・・で、これまた長く感じた20分の休憩のあと、後半のプログラム。

シマノフスキーの、夜想曲とタランテラ。

あえて予習しなかったので、ほぼ初めて聴く曲だ。

こんなことをいっては失礼だけど、

なにもこんな難曲をここに持ってこなくてもいいのに、というぐらい

ハードな曲だった。

しかもそれを、難しい曲でないかのように楽々と弾きこなす。

彼女のすごさは、「難しい曲を難しくなさそうに弾く」ところなのだ。

たいていの巨匠は、「この曲はこんなに難しいんだよ!?」と

アピールしたがるのだ(笑)

彼女の音楽性だけでなく、テクニックも衰えていないことを確認させられた。




そして、いよいよ最後の曲。

雨の歌と同じように、とても思い入れのある、フランクのソナタだ。

相方は雨の歌が良かった、とさかんに言っていたけど、

自分はフランクのソナタに感動した。

彼女のフランクのソナタの、CDは持っているけど

実はそれを聴いた時、チョン・キョンファにしては平凡な演奏だなあ、と

感じてしまっていたのだ。

でもこの夜のフランクは、ほんと凄かった。

ヴァイオリンで、この曲をここまで表現できる人は、他にいない。

そして、間違いなくチョン・キョンファだ、という演奏だ(笑)


同じ演奏を聴いていた方のコメントを見ると、


聴く席の位置によって、だいぶ聴こえ方が違ってしまったようだけど・・

(これは文化会館の性質上しかたがない)

そういう意味で、1階の真正面で聴けたのは、本当に運が良かったのだと思う。


天才だ。

いまさらながら、改めて思った。

この曲を完璧に弾ける人はたくさんいるだろうけど、

これほどまでに芸術的に、大きく豊かに表現できる人はいない。

ブラームスでは泣かなかったのに、

フランクは最後涙が出てしまった。

感極まってというより、素晴らし演奏が嬉しくてだ。




鳴り止まない、すさまじい拍手。

アンコールは、彼女が英語で曲目を紹介。

エルガーの、愛の挨拶。

そして、おそらくアンコールは1曲だけの予定だったのだろう・・

バタバタ感を出しながら、2曲目。

最初聞き取れなかったが、間違えて韓国語で言ったのかな?

そのあと、「間違えました、言い直します」と言ったあと

クライスラーのベートーヴェンの主題によるロンディーノ。

アンコールの2曲は、さすがに堂々とした演奏だった。



まだ拍手が続く中、客席のライトがついて、宴の終わりを告げる。

自分は涙をこらえながら、会場を出、

楽屋口へ。出待ちをする人たちに列に加わった(笑)

かなりの人数。クラシックでこんな大勢の出待ちを観たのは初めてだ(笑)


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そして、15~20分後かな?

楽屋口から出てきた彼女は、SPの誘導で

一直線に待ち受ける車に乗り込んでしまった。

出待ちをしていた人はほとんど諦めたが、

自分は車のところへ一直線で駆けて行って、

後部座席に座る彼女に手を振った。

彼女は笑顔で、自分に手を振りかえしてくれた。

一瞬だったので、まったく写真も撮れず。。。

自分の、頭の中に思い出として残しておくしかない。



家に帰って、

ポスターを額縁に入れて、部屋に飾った。




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あ、これはこの夜のでなく、11日のサントリーのだけど(笑)

ちょうどいつも自分が座っている椅子から撮ったもの。

つまり、この状態で毎日眺めているということだ(笑)