「毒物」と呼ばれるものには当然、生命体を死に追いやる致死量が存在する。

その量は生命体の種類、重量、健康状態によって多様に変化する。

例えば体重60kgのヒトの場合

ヒ素は300mg~400mg。

青酸カリは150mg~300mg。

人類が作り出した化学物質の中で

最も毒性の強いと言われるVXガスにおいては

たった0.1mg・min/m3(mg・min/m3とは大気中濃度を表す単位)

で死に至る。

しかし、一般的に「毒物」とされていないものであっても

致死量は存在する。

例えば人体の60%以上を構成する水。

これも短時間に多量に摂取すると死に至る。

アメリカの主婦がWii欲しさに水ガブ飲み大会に参加し

水中毒で死亡した事故は記憶に新しい。

その他にもコーヒーなどに含まれるカフェインは

3~10g(コーヒー70杯程度)

塩は30~300g

醤油は160ml~1500mlを一度に摂取する事により

死に至る可能性がある。

私も先日、あるものの過剰摂取により死線を彷徨った。









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