鍼灸師 鈴木カズトのブログ

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白金あたりで整体とか鍼灸とかスポーツメンタルコンディショニングなどやってます(場所は探してください)

活動内容を適当にアップしていきます

こんにちは、鈴木一登です(@suzuki_kazuto33
今回は球速を上げる7つのツボをお伝えしていきます

1、外旋六筋


【場所】
大転子からPSISに向かい指3本分

母指を当て術者は足関節を持ち膝関節を90度屈曲させる
母指の圧を抜かずに膝関節を回して刺激をする
外旋六筋が緩んでくると股関節を内旋がしやすくなる

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【効果】
股関節の内旋がしやすくなることで
臀部が先に入るヒップファーストがしやすくなる

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2、腰方形筋


【場所】
L2,3棘突起から外側に指4本分

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側方から母指で棘突起に向かって斜め45度下方に向かって刺激をする
圧を加えきってから少し揺らすと呼吸しやすくなり筋が緩みやすくなる

【効果】
軸足に体重を乗せた際に腰が安定して
股関節から地面へと重心が安定する

3、菱形筋


【場所】
肩甲骨下角から内側に指2本、上方に指2本
肩甲骨内縁の際

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腕を後ろに回して手の甲を腰につける
菱形筋を刺激しながら片方の手で回した肘を把持して上下に揺らしていく
肩甲骨の動きが悪いと肘がベッドにつかない

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【効果】
胸郭肩甲関節の動きが良くなることで肩甲骨がスムーズにスライドする
下半身のエネルギーを腕に伝えることができるので身体全体で投げれる様になる

4、円回内筋


【場所】
肘窩横紋中央から指2本下方

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母指で刺激を加えながら片方の手で手関節を持ち
回内・回外を加えていく
母指ではなく手関節の回内・回外で圧の強さを調整していく

【効果】
投球後の疲労が抜けないと仰臥位になった時に腕が回内方向にいきやすい
前腕の疲労が取れるとスピンが効いた球を投げやすくなる

5、広背筋


【場所】
肩関節屈曲180度(バンザイをする)前方から
肩甲骨下角に当てる様に母指で刺激

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仰臥位でバンザイをして肘関節を屈曲する
母指で刺激をしながら肘頭をベッド方面に押し込んでいく
こちらも母指ではなく肘頭の押し込みで圧を調整していく

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【効果】
肩甲骨の安定につながりリリースポイントが安定する
また投球時の肩関節前方の痛みにも効果的

6、小胸筋


【場所】
烏口突起から指2本下方

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前面からではなく大胸筋の下を潜って小胸筋へ母指でアプローチ
刺激をしたまま腕を80度外転させていき小刻みに揺らしていく

【効果】
前鋸筋を動員しやすくなり胸郭の粘りが出して投球できる様になる

7、胸肋関節


【場所】
胸骨の際で肋骨の間

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仰臥位で示指・中指・薬指の3本を使い肋骨の隙間に指を入れて擦っていく

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【効果】
肋骨の動きが改善して胸郭が動きやすくなり
弓なりのアーチが形成しやすくなりスピードが出やすくなる

鈴木一登
プロフィール

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【資格】
⚫︎柔道整復師
⚫︎鍼灸師

【専門分野・得意分野】
⚫︎産後ケア、マタニティ
⚫︎現代鍼灸アプローチ

【運用Web.SNS】
⚫︎Twitter:鍼灸のテクニックや解剖学について発信します(たまにサザン)
⚫︎Instagram:ほぼサザンと草野球の投稿しかしません
⚫︎LINE Official:ちょっとした呟きを配信

Hello, I'm Kazuto Suzuki (@suzuki_kazuto33)

If you are suffering from baseball shoulder pain, try loosening the following points. It will not only relieve pain but also prevent it.

1,Under the sternoclavicular joint

One of the characteristics of throwing with baseball shoulder is that you throw with the shoulder joint. The shoulder joint is also used in pitching, but the correct way to throw is to throw from the sternum, which is in the center of the body, to avoid putting strain on the shoulder joint.

Near the sternum is a joint called the sternoclavicular joint, which is made up of the sternum and clavicle. If the clavicle movement becomes poor, you will not be able to throw from the center of the body and will throw only with the shoulder joint, which is a so-called hand throwing state.

To improve the movement of the clavicle, stimulate the acupoint called Yufu, which is located under the sternoclavicular joint. Stimulating this acupoint will improve the movement of the sternoclavicular joint and allow you to throw from the center of your body when pitching.

 

 

2.Subscapular angle


The point below the scapula is the subscapular angle.
There are many inner muscles at this point that stabilize the scapula.
If the inner muscles are not functioning properly when pitching, the scapula will not slide smoothly, and just like the sternoclavicular joint, the shoulder joint will be burdened.

Have the opponent lie on their side and abduct their shoulder joint (with their arms raised up), and apply pressure with your thumb to the outside of the subscapular angle to passively adduce and abduct the shoulder joint.
This approach will help you to get an effective pitch. The inner muscles will loosen and you will be able to pitch using the movement of your shoulder blades.

 


 

3. Next to the armpit

There is a muscle called the serratus anterior at the inferior angle of the scapula. Rub this area up and down (head and foot) with your fist.

If the serratus anterior is not functioning properly, the movement of the ribs will be poor, and just like the clavicle and scapula are not functioning properly, if the movement of the ribs is poor, you will only use the shoulder joint to throw, which will cause baseball shoulder.

 


By firmly approaching the above three points,you can improve and prevent baseball shoulder pain, so please give it a try.

こんにちは、鈴木一登です(@suzuki_kazuto33

 

ランナーでアキレス腱炎になる選手は多いです
野球でいえば野球肘・野球肩の様な職業病の様なものです

自分の経験上
アキレス腱炎だと思っていてもエコーやMRIで確認しても
アキレス腱に炎症の所見がなにもないというパターンもよくあります

関与している筋として考えられるのは
・長母趾屈筋
・長、短腓骨筋
・後脛骨筋
・母趾外転筋
この様な筋に影響があるけど
足関節後方付近の痛みと脳に認識される可能性があり
アキレス腱が悪くないのにアキレス腱の痛みとなる場合があります

今回自分の経験上アキレス腱周囲の痛みが
取れるポイントを紹介していきます

 

1、ハムストリングス

坐骨のすぐ下と半腱様筋と大腿二頭筋の中間部

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2、第1,2中骨足の間

太衝(たいしょう)というツボでイライラがある時に効果的です
このポイントに打つと長母趾屈筋あたりに影響があるのか
カーフレイズの痛みが取れることがあります

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3、踵骨内側の後脛骨筋腱

踵の内側にゴリゴリしているところがあって
マッサージクリームの様なもので
腱を弾く様に滑らせると効果的
刺鍼の場合は横刺で下方に向かって入れていくといいです

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4、腓骨裏の長母趾屈筋

腓骨頭から腓骨の裏側を狙う様に刺鍼を入れていきます
柱などに捕まって立位の状態で刺鍼をして
カーフレイズを繰り返すとアキレス腱周囲の痛みが改善してきやすいです

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まとめ

アキレス腱炎の疑いがある場合は
エコー検査で炎症を確認しても微妙な場合は
MRIを撮影すると後脛骨筋、長母趾屈筋の炎症が見られる場合はあります

アキレス腱に痛みがあると思っても
シンスプリントの症状と混同することがあるので注意が必要です

長引く場合はPRPや痛み止めなどの
患部へ注射が有効な場合があるので
病院との連携も視野に入れながら治療を行うことも必要になります

 

 

鈴木一登
プロフィール

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モビリティ関節
→胸椎、股関節、足関節
スタビリティ関節
→頸椎、腰椎、仙腸関節、膝関節
体幹を中心に考えるとこのように分類できます。

一般的に痛める箇所としてはモビリティ関節である
首こり、腰痛、ひざ痛が多いです。
「胸の背骨が痛い」「足関節がだんだん疲れてくる」
などといった表現はあまり聞きません。


なぜスタビリティ関節が痛くなるのか?

それは本来可動域を十分に発揮して欲しいモビリティ関節が固まってしまうからです。
例えば体幹の回旋をしようとした時に胸椎が固まっていると腰椎がより頑張らないといけません。
モビリティ関節は土台になることが得意なので動くことは不得意です。
胸椎が固まっているために腰椎が過剰に動いてしまうために痛みが出てきてしまいます。
そのような仮説から腰痛であれば胸椎や股関節の可動域を正常にしてから腰痛の患部の治療をした方がいいのです。

 

モビリティ関節のアプローチ方法

ここで紹介するアプローチ方法で必ず行えといったことではないので
ご自身の施術で行なって頂ければと思います。
この記事で大切なのはモビリティ関節の動きが十分でないとスタビリティ関節にも影響があるということです。


1、胸椎アプローチ
2、股関節アプローチ
3、足関節アプローチ

 

1、胸椎アプローチ

評価
1、うつ伏せで寝た状態でおでこのところに手の甲を置きます
(ビーチフラッグのスタートの様な状態)
もう一方の手は腰に手の甲が乗る様にセットします

2、甲の方の肘側に体幹を捻っていきます

3、手を入れ替えて左右とも胸椎の回旋を確認していきます

アプローチ
胸椎の硬さがある方は胸椎周りが硬いのではなく腹筋が固まってしまいます。
特に回旋に影響する外腹斜筋、内腹斜筋が固まっているため胸椎の回旋がスムーズにいきません。

1、仰向けの状態で膝を立てて臍から指2本分外側、上方に指2本分のところに母指で抵抗があるまで圧を加える(ツボでいう陽明胃経の太乙)
(痛みがある場合は手掌で圧を加えてもOK)

2、圧を加えた状態で自動的に膝を左右に振る

スクリーンショット 2020-05-28 19.04.24

3、10往復ほどすると先ほどより抵抗感がなくなるので圧を少し強めて左右に膝を振ってもらう

4、施術が終わったら再度先ほどの評価を行う


2、股関節アプローチ

評価
硬さがある場合は特に股関節内旋のチェックを行う

1、うつ伏せの場合
膝関節90度屈曲にして足関節を把持して下腿を外側へ動かす
この時に代償で骨盤が浮くのでもう一方の手で仙骨を抑える

2、仰向けの場合
膝を立てて(90度屈曲)片方ずつ膝を自動的に内側へ入れていく
この時も骨盤が浮きやすいので代償が出ない様に注意する

アプローチ
大腿方形筋を狙うように施術を行う


大腿方形筋
【起始】
坐骨(坐骨結節の外面)
【停止】
大腿骨(大転子下部、転子間稜)
【作用】
股関節の外旋、内転

1、うつ伏せの状態で軽度カエル足の状態にします(膝関節屈曲20度くらい)

2、足関節を持って膝関節90度屈曲、もう片方の手で坐骨と大転子を結んだ線上の中点に母指を置いて圧を加える

スクリーンショット 2020-05-28 19.06.56



3、圧を加えたまま足関節を持っている手で下腿を外側・内側へ動かす
(股関節内旋・外旋を促す)

4、母指の位置を変えて何度か行うと股関節の緩みが出てくるので再度評価を行う

3、足関節アプローチ

評価
基本的には体の後面(下腿三頭筋)が緊張しやすいので足関節背屈を評価していきます。

1、仰向けで術者の手掌で踵を包んで持つ
(術者の手の甲はベッドにつける)
もう片方の手で足関節を背屈させて抵抗がある角度を確認する

アプローチ
1、評価の時と同じ様に仰向けで術者の手掌で踵を包んで持つ

2、もう片方の手で距骨を前面から踵に向かい手掌で圧を加える

スクリーンショット 2020-05-28 19.08.06



3、圧を加えたまま足関節を背屈底屈を交互に加える

4、10往復ほど行ったら再度評価を行ってください

 

まとめ
首、腰、膝が慢性的に痛いと訴えた時は患部をすぐに評価するのではなく
モビリティ関節である胸椎、股関節、足関節を評価してアプローチすることで痛みの部位が回復していきます。

 

こんにちは、鈴木一登です(@suzuki_kazuto33

野球肩の痛みで悩んでいる選手は
以下のポイントをほぐしてみてください
また痛みだけでなく予防にもなります

1、胸鎖関節下


野球肩の投げ方の特徴の一つとして
肩関節で投げているというのがあります
投球には肩関節も導入するのですが
正しい投げ方としては身体の中心にある
胸骨から投げる様にすると肩関節に負担がかからなくなります

胸骨の近くには胸骨と鎖骨で作られる胸鎖関節という関節があります
鎖骨の動きが悪くなると身体の中心から投げられずに
肩関節のみで投げてしまいいわゆる手投げの状態になります

鎖骨の動きをよくするためには胸鎖関節の下にある
兪府(ゆふ)というツボを刺激していきます
このツボを刺激していくと胸鎖関節の動きがよくなり
投球時に身体の中心から投げることができます

 

 

2、肩甲骨下角

肩甲骨の下方にあるトンガっているところが肩甲骨下角(けんこうこつかかく)です
ここのポイントには肩甲骨を安定させるインナーマッスルが多くあります
投球時にインナーマッスルがうまく機能していないと肩甲骨のスライドがスムーズにいかず
胸鎖関節と同じで肩関節に負担がかかってしまいます

相手に横向きになってもらい肩関節を外転した状態(バンザイした状態)で
肩甲骨下角の外側が母指で圧を加えて肩関節を他動的に内転・外転をしていきます
この様にアプローチをするとインナーマッスルが緩んでいき肩甲骨の動きも使った投球ができます

 

3、脇の横


肩甲骨下角には前鋸筋(ぜんきょきん)という筋肉があります
ここを拳で上下(頭部と足部)に向かってゴリゴリと擦ってください
前鋸筋の機能が悪くなっていると肋骨の動きが悪くなり
鎖骨や肩甲骨が機能していないのと同じで
肋骨の動きが悪いと肩関節のみで投げてしまい
野球肩の原因になります

 

以上の3点をしっかりとアプローチすることで
野球肩の痛みの改善や予防になるので
ぜひお試しください

 

 

鈴木一登
プロフィール

 

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