昨日は宮崎市内のカプセルホテル「マリノーヴァ」に宿泊。


うーん、あんまり悪いことは言いたくないんですけど、

これまでの旅の中で最もコスパが低いところでした。笑


まあ屋根あるところで寝られるだけ感謝っちゃ感謝なんですけどね。




そして今日は6時半前に起床。

さっさと支度をして、7時過ぎに出発です。



今日の目的地は大分県!

有馬温泉以来、12日ぶりに温泉に入りに別府へ向かいます!


もうめちゃくちゃ楽しみ。

九州で最も楽しみにしていたと行っても過言ではありません。




別府までは、もちろん宮崎からJR線に乗って行くことができます。


が、宮崎駅から大分駅まで18きっぷを利用していこうとすると、 

6時の始発で出発しても到着は23時!

移動だけで1日終わってしまいます。


しかもこれが逆だともっとすごい。

大分から宮崎は6時の始発で出ても到着は翌日の9時。

隣の県に行くだけなのに、日をまたいでしまいます。



その原因は、途中駅の佐伯駅と延岡駅を結ぶ普通列車が1日3本しか出ていないところにあります。


青春18きっぱー?の間では難所として有名だそうで、佐伯〜延岡間の駅の名前にちなんで「宗太郎越え」と呼ばれているそう。


僕は電車に詳しくないのでよくわかりませんが、この区間だけ特急を使って難所をクリアすることができるっぽいです。



ただ僕の場合、別に電車にこだわりがあるわけではないので、

早くそして安く移動できる高速バスで大分県を目指すことにします。




バスに乗ることおよそ4時間。

別府駅前で下車です。

有名なピカピカおじさん。

ラグビーW杯仕様です。


九州だと大分の他に熊本も大会会場みたいなんですけど、

首都圏よりも地方の方がW杯に対する熱がすごいです。



今日は駅近くのゲストハウスに宿泊。

荷物を預け、いつも通りお昼ご飯へ。



今日いただくのは別府名物の「別府冷麺」

それも元祖のお店「アリラン」でいただきます。


冷麺といえば盛岡。

盛岡といえば岩手県。

岩手県といえば両親の出身地。


ということで、我が家では頻繁に冷麺を食べます。

特にこの時期は月に2〜3回は食べてると思います。


別府の冷麺は盛岡のものとどう違うのか。

出てきたのがこちらです!

きゅうりがない以外、パッと見差はありません。


しかし食べてみると結構違いました。


別府冷麺はスープが美味い。

普通冷麺にスープっていう表現は使いませんが、スープと言えるくらい出汁が効いていて美味しい。


麺は盛岡よりも太めで、より柔らかい印象。

辛さも抑えられていて食べやすく感じました。



また美味しいものが食べられました。

満足。ごちそうさまでした!




そしていよいよ待ちに待った別府温泉へ。



別府温泉と一口に言っても、その種類は様々。


一般的にいわれる「別府温泉」とは別府市内に数百ある温泉の総称で、

「別府八湯」や「別府温泉郷」とも呼ばれます。


八湯と呼ばれるように別府温泉郷の中にも8つの温泉郷があります。

有名どころだと別府駅周辺の「別府温泉」や、湯けむりでおなじみの「鉄輪温泉」といったところ。



そして別府温泉は源泉数、湧出量ともに日本一。

八湯を全制覇してみたくはありますが、

八湯制覇しても別府温泉の制覇には程遠いので、今回はそのうちの1つだけ入浴します。



しかし入浴だけじゃないのが別府温泉。


入浴は今日の最後にとっておいて、

まずは7つの有名な地獄を回る「地獄めぐり」をして、温泉を見て楽しむことにします。


地獄といっても天国と地獄の地獄のことではなく、多数存在する特徴的な自然湧出の源泉のこと。


まあ細かい説明はめんどくさいので、回りながら簡単に補足します。




別府駅から二駅隣の亀川駅で下車。

7つの内の1つ目、「龍巻地獄」までは歩いて30分ほどで到着。

龍巻地獄は「間欠泉」という種類で、一定の間隔で熱湯と噴気を噴出します。

例えるなら、水が上がる時と上がらない時がある噴水のようなもの。



到着した時は休止の時間だったので、先にすぐ隣の「血の池地獄」へ。


その血の池地獄がこちら。

もしこれが血だったら本物の地獄ですが、この赤色は煮えたぎった粘土の色。



すげえなあって関心していたら、龍巻地獄がそろそろ噴出する時間に。


急いで戻ったらちょうど見ることができました。

どっかのコンピュータ室で人間が制御してるんじゃないってくらい突然噴き出してきて、

10分ほどしたら突然噴き出さなくなりました。


自然って不思議です。

間欠泉の仕組みについては打つのがめんどくさいので、気になる人は調べてみてください。笑




それから7つのうちの5つが集結している場所へ移動します。


その道中にはこんなものが。

「足蒸し」です。


さすが日本一の温泉郷。

他にも、持ち込んだ食材を源泉で蒸して食べることができる「地獄蒸し」のお店もありました。




寄り道をしながらゆっくり坂を登り続けること1時間。

3つ目の「白池地獄」に到着です。

噴出した時の色は無色透明ですが、温度と圧力の低下で自然と青白くなるんだそう。

血の色地獄とは全く異なる色にびっくりです。



続けて隣の「鬼山地獄」
ここの特徴は2つあって、
1つは色でも噴き出し方でもなくて温度。
99.1℃って、もはや水の沸点。

もう1つは70頭近く飼育されているワニ。
ワニも温泉は気持ちいいって感じるんですかね?笑



そして5つ目の「かまど地獄」
この写真はかまど地獄の二丁目。

どういうことかというと、かまど地獄には六丁目まであって、
それぞれ異なる地獄が見られます。

全種類写真を載せたいんですけど、枚数に限界があるので二丁目の写真だけでご勘弁ください。笑



少し歩いて6つ目の「鬼石坊主地獄」
赤色でも白色でもなく灰色。
泥の色で、球状をなしてぶくぶくと沸騰する姿が坊主頭に似ていることから、こう名付けられたそうです。


最後の「海地獄」

見学終了時刻ギリギリのすべりこみセーフ。

今度はきれいなコバルトブルー。

涼しげな色ですが、その温度は98℃。

信じ難いです。笑




7つの地獄、とても同じ温泉地とは思えない個性があって面白かったです。


十分に見て楽しんだあとは、ついに最後にとっておいた入浴!


再び別府駅に戻り、ゲストハウスによってから再出発。

今回は別府温泉の総本山ともいえる「竹瓦温泉」へ。

なんとここはワンコインで別府の湯を楽しむことができます。


ワンコインって500円じゃないですよ?

100円です!


まあその分備え付けのアメニティはありませんが、湯を楽しむだけなら十分。


男湯は塩化物泉でもちろん源泉掛け流し。

思わずため息が出るほど気持ちよかったです!



竹瓦温泉は朝早くから営業しているそう。

あまりにも気持ちよかったので朝風呂に行ってこようか考え中です。笑




これで46日目終了です!


これで九州の7県を制覇。

47都道府県制覇まで、残すところは沖縄県のみとなりました!


沖縄へのフライトは明後日。

明日は予備日として1日空けていた日なので、どうしようかはこれから考えます。笑


最後まで読んでくださりありがとうございました。