昨日は宮島フェリー乗り場からすぐ近くのゲストハウス「バックパッカーズ宮島」に宿泊。

このビルが丸ごとゲストハウスで、これまでお世話になってきたところとは規模が違いました。


ドミトリーの数は桁違い。スタッフさんの数もたくさんいて、日替わりのようです。

世界遺産まですぐそこということもあって外国人のゲストさんが多く、ベットも長かったです。



併設のバーは宿泊ゲストの方以外でも利用できるそうで、カレーの食べ放題もありました。

驚くことになんと200円。

ベジタリアンでも食べられる、肉なしのカレー。

見た目甘そうですが、食べると結構スパイシーで美味しかったです!



ドミトリーが近かった何人かとは一緒にカレーを食べながら会話を交わしました。


でも何で話したかって?

Google翻訳です。笑


簡単な英語は使えても、少し話が難しくなると全く話せない。

向こうが聞きやすく話してくれるから案外聞けはするけど、言いたいことはなかなか言えませんでした。


もっと英語話せればなあ、と思いました。




今日は6時前に起床です。


朝出発の前に、2Lのペットボトルに入ったお茶を500mlのペットボトルに移し替えてるときにちょっとしたトラブルが。

まさかすぎ。

底に穴空いて漏れ始めました。


テープで補強を試みるも効果はなし。

結局1.5L弱を流すことになってしまいました。


今日はツイてない日かなーって思いながら、元気出して7時前の電車で出発です!



旅後半戦の初日は中国地方最終日。山口県を目指します。


山口県では日本三大カルストの1つ「秋吉台」と、その地下100200mのところにある鍾乳洞「秋芳洞」へ。

さらに本州最西端の地・下関市へ本場のふぐをいただきに行きます。


先に向かうのは秋芳洞

長い年月をかけ、地下水が石灰岩を溶かして出来た洞窟を鍾乳洞と言い、

秋芳洞の規模は日本最大。

国の特別天然記念物にも指定されています。




電車にはおよそ4時間乗車。

山奥の美祢駅からバスに乗って、最寄のバス停でおります。



バス停から秋芳洞の入り口まではお食事処やおみやげ屋が。

時間も時間だしお腹も空いていたので、かたっぱしからメニューを見て回ります。


1つ目のお店のメニューを外で見ていたら、


「食べて行きや、荷物預かったるよ!」


と中からお店のおばさんが。


コインロッカーは金かかるし、そもそも荷物入りきらないし、

美味しそうな親子丼もあったので、そういってくださるならここにしよう!と思って入店。


「一応、かっぱそばってのがここの名物なんよ」


ここ秋芳洞ではかっぱにまつわる話があって、それにちなんで名付けられたそばのようです。


へー、じゃあそれで!とお願いして出てきたのがこちら。

すみません写真撮り忘れたんでサンプルです。笑

見た目普通の山菜そば。味も普通に山菜そば。

味も良かったです。



お腹も満たされ、ごちそうさまでした!とお店を出て、秋芳洞の入口へ進みます。

僕が寄ったのはバス停に一番近いお店だったので、入口までは他のお店の前を通ることになります。



そしたらちょっと先からお姉さんの声が。


「名物ごぼう麺はいかがですか〜」


えっ、ごぼう麺?

なにそれ聞いたことない食べてみたい。

そう思って店の前まで行ってサンプル見たら


めっちゃ美味そうじゃん!


そして皆さんお気付きかと思いますが、

そう。僕が知っているかっぱそばとは全く違うかっぱそばが。


どっちが一般的なかっぱそばなのかはご察しを。笑



今日はツイてない日だと確信しながら歩くこと数分。入口に到着です。

入洞料を払い、さらに歩いていよいよ鍾乳洞の中へ。

わくわくです!

入ってすぐの感想、3つあります。


1つ目はめっちゃ涼しいということ。

洞内は1年を通して17℃で統一されているため、夏は涼しく冬は暖かく感じるそうです。


2つ目は広いということ。

洞窟ってところどころ屈まなきゃ通れないところっていうイメージがあったので、その広さには驚きました。


3つ目はiPhoneすげえということ。

真っ暗な空間でもわずかに明かりがあれば写真取れるんですからね。



話が脱線しました。

進んでいくと左手に「百枚皿」が。

ただの段になっているのではなくて、上には地下水がたまっています。



さらに「洞内富士」

石灰が溶け込んだ地下水が若干の土を含み、長い年月をかけて滴り落ちて出来たそう。


ちなみに、石灰が溶け込んだ地下水が天井からつららのようになっているものを鍾乳石、鍾乳石から滴り落ちてきて下に出来た盛り上がりのことを石筍、

鍾乳石と石筍がつながったものを石柱と呼ぶそうです。



そして圧巻の「黄金柱」

秋芳洞の石筍は、2cm伸びるのに500年かかるそう。

この黄金柱ができるのに一体何年かかったのか、想像もつきません。



その他にも見所はたくさん。

「傘づくし」や「クラゲの滝登り」など。

自然の造形美を堪能しました。




続けて、洞内のエレベーターを利用し秋吉台へと向かいます。


秋吉台の展望台までは、エレベーターを降りてから坂道を数分歩いて到着です。

そしてそこから見える景色。

景色いいっすね(マキヒカ)


それから近辺の遊歩道を散歩。

道中発見した、石灰岩の割れ目から生えている木。

生命力を感じます。


展望台から遠く離れれば離れるほど石灰岩が大きくなり、数も増えてきます。

もっともっと奥へ行けばさらに美しい景色が見られますが、時間の都合で今回は断念。



秋芳洞と秋吉台には、合わせて3時間ほど滞在。

自然を満喫して、下関市へと向かいます。



下関市といえばふぐ!

高級魚ですがお手軽なお店でいただきます。


いただくのはふぐ料理の老舗、春帆楼茶寮というお店。

あの伊藤博文が絶賛したとされる春帆楼のふぐを姉妹店でお安く、、、とはいっても言うほど安くはないっす。笑

ちょっぴり贅沢をしに行きます。



注文したのは鉄板の「茶寮ふく御膳」

ふく刺しにふくの天ぷら、ふくの炊き込みご飯にふくの味噌汁と、ふぐだらけ。


ちなみに本場下関では「ふぐ」のことを「福」にかけて「ふく」と呼ぶんだそう。


どれもめちゃめちゃ美味いです。

特にふく刺しは淡白で、噛めば噛むほど味が感じられます。

なんならずっと噛んでいたいくらい。笑


美味しかったです!ごちそう様でした!




これで39日目終了!


ついに本州制覇!

心折れずここまで来れたのも、応援してくれる方々のおかげだと思っています。

ありがとうございます!


明日からはいよいよ九州に上陸。

最後までたどり着けるように、また明日から頑張ります!


最後まで読んでくださりありがとうございました。