昨日はあれから鯖江市に移動。

市内のネットカフェで5時前に起床です。

少しづつ疲労が蓄積されていると感じながら出発の準備をして、6時21分の電車に乗り込みます。



ちょうど第3章出発から1週間の今日は京都府へ。


京都といえば「金閣寺」や「清水寺」など、南側に位置する京都市内に有名な場所が多いです。

「嵐山」や「伏見稲荷大社」なんかもそうですね。


でも、これらの場所って京都観光の定番で、ぶっちゃけ死ぬまでに何回か行きそうじゃないですか?笑

東京から新幹線で行けるし、金閣寺清水寺はすでに中学校の修学旅行で行ったし。



じゃあどこに行こうかって考えた時、真反対の北側しか考えられませんでした。


僕も含めて世間一般の京都って京都市のことで、京都府の北側も同じ京都なのにあまりよく知らない。

それに新幹線も通ってないし、簡単には行けなさそう。


訪れるなら今がチャンス!

ってことで、今回向かうのは「天橋立」


なんだよ天橋立かよ!結局有名なとこかよ!

って思う人も少なくないと思いますが、京都で自然を味わうには十分の場所です。



天橋立は、宮城県「松島」、広島県「宮島」と並ぶ日本三景の1つで国の特別名勝に指定されています。

宮津湾と内海の阿蘇海を南北に隔てる砂州は全長3.6kmで、

高い山の上で脚の股から天橋立を見た時、その形が天にかかる橋のように見えることが名前の由来だそう。


また天橋立は「大天橋」という大きな部分と、

「小天橋」という小さな部分の2つから出来ていてそれぞれが橋でつながっています。

 



鯖江駅からは3度の乗換時間も含めておよそ5時間。

天橋立駅の1つ手前、宮津駅で下車します。


今日宿泊するゲストハウスに大きな荷物を預け、ギアなしのママチャリを借りて天橋立観光スタートです!



自転車に乗ること数分で、

天橋立の小天橋が見えてきました!

陸地の名前も「小天橋」ですが、中央に見える橋の名前もまた「小天橋」

この橋は船が通るときに回転する廻旋橋としても知られています。



最初に向かったのは学業成就で有名な「知恩寺」へ。

それから少し離れたところにある「知恵の輪灯篭」へも向かいます。

この知恵の輪灯篭は、3回くぐると頭が良くなるとか。

でもどうやってくぐるのかは疑問です。笑



お昼だし腹が減った!

っていうことで向かったのはこちら。

京都、しかも天橋立に来てまでラーメン?

って僕も一瞬思いましたよ。


でもメニューには「クセあり」の文字が。

ここのラーメンはここでしか食えない!

そう思って頼んだのが看板メニューの「くじからラーメン」


しょうゆ味のスープなんですけど、ただの醤油じゃない濃いめの不思議な味でした。

美味しかった!ごちそうさまでした!



ラーメン食べたらやっぱアイス食べたくなるよね?

ってことでそのまま「黒豆ソフト」

早く食べたすぎて食べる前の写真撮るの忘れましたが、色は茶色じゃなくて真っ白でした。


でも食べるとたしかに黒豆の味。

一瞬詐欺られたかな?って思ったけど美味しかったので◎



お腹を満たしていよいよ天橋立のメインともいえる「大天橋」へ。


小天橋と大天橋をつなぐ「大天橋」を渡って


いざ大天橋!

あれっ?

ただの海水浴場じゃん。笑


イケイケの兄ちゃんは結構でかい音量で曲流してるし、家族連れも多いし。


本当にここが日本三景の1つなの?

なんて思ってしまいましたが、しばらく歩いていると遊泳禁止エリアに。



そこはたくさんの松が生えていて、その本数は5000本ほど。


海の上に、真っ直ぐに伸びた一本道があって、

その道の脇にはたくさんの松が茂っている。

そんな感じです。

ここの景色の良さっていうか、気持ち良さっていうか、それも写真じゃ伝えられないのが本当に残念。



途中の「天橋立神社」にお参りをしたり、海辺に出て休んだり、たくさんの種類の松を眺めたり、1時間ほどかけて大天橋を満喫。



続いて天橋立北側にある神社をめぐります。


まずは「麓神社」へ。

大天橋からは1kmほどで、少し高いところにあります。

それでも自転車ですぐに到着。
手を合わせ、その先にある「千躰地蔵」も拝みに行きます。
すごい数です。


そして少し移動して「真名井神社」へ。


神社お参りめぐりの最後は「籠神社」
籠神社は元伊勢の一社で、別名「元伊勢籠神社」

元伊勢とは、日本人の心のふるさと「伊勢神宮」が現在地へ遷る以前に一時的にせよ祀られたという伝承を持つ神社・場所のことだそう(Wikipedia先生ありがとうございます)。
とても神聖な場所です。



そして今日最後の目的地は「傘松公園」

天橋立の名前の由来になった「股のぞき」をした場所とされるところです。
麓からリフトやケーブルカーが出ていてアクセスも良いです。

が!
乗るわけないでしょと。

大した距離じゃないので、写真左側の階段を駆け上がって公園の展望台を目指します。

山中に入るとその勾配は一気にきつくなりますが、メンタルでカバー。

10分強で公園頂上の展望台へ到着です。
中央に見えるのが天橋立。
写真で見るよりずっと大きく、長く見えます。

そして肝心の股のぞき!
実際にやってみると、
空にかかる橋には見えなくても、海と空が反転してるのかしてないのか不思議な景色が見られます。

写真を上下逆さまにして見るのとは違って、頑張ってここまできた甲斐がありました。

 

ひと通り天橋立の観光を終えて、ゲストハウスに戻ります。

ただ、単純にまっすぐ戻ったんじゃ面白くないと思い最後のアクティビティとして阿蘇海沿岸の10kmママチャリサイクリング。

その途中の景色。
世界文化遺産であふれた古都・京都の裏側には、
こんなのどかな自然の景色が楽しめる観光地がある。

もちろん街の観光をしていても学びはあったと思いますが、
それ以上の発見や収穫が得られたと確信しています。



以上で33日目終了です!

歩いた距離こそ短いものの、今日も暑い中外に居続けて疲れました。
まだまだ先は長いのでゆっくり休みたいです。

また今日のゲストハウスも面白い!
オーナーさんも気さくな方だし、ゲストさんも個性豊か。
明日のブログのはじめに載せられたらなと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました!