拒食症は

食べられなくなる病気だよ




私がこの病気を発症した

小学5年生の時




主治医の先生が

そう言っていた。




わたしは



はぁ?


ってなって



呆れて言い返す気にも

なれなかった。




この先生は何も解っちゃいない。


そうじゃないのに

解ったような口を聞く。


わたしのことなんて

誰も理解してくれないと

絶望してた。



この苦しみを

この感覚を

誰かにわかって欲しくて



でも

大人は皆



子供の私のことを

食べないせいで

頭の神経がおかしくなった



そう一括りにして

わたしの言うことは狂言だと

聞く耳持たなかった。




なんかこれを書いてると

その時の苦しさが来る。。。




記憶と感情は

セットなんだね。






そう


あの頃は

食べたいのに太るからと

自分の意志で食べなかったんだ。



なのに


食べる意思はあるけど食べられないのだ

と思われ、決めつけられてしまってた。


身体が受け付けないから

食べられないんだよと。





違う!!

わたしは食べたいのを

不屈の精神で堪えてるのよ!!




身体はいくらでも

食べたいって言ってる!!


わたしは太りたく無いから

食べないを選択してるんだよ!!


身体が受け付けないから

食べられないなんて

ふざけんな‼️



そこから

多賀が外れたように

食べ出し



30キロを切っていた体重は

90キロ超えするまでになった。



ほらみろ

意思だって言ったじゃん。

からだはいくらだって受けつけるんだ。








わたしは馬鹿だ。



医者に乗せられたのか?



医者への反発心で

食べ始めたのか。。。



あの頃のわたしは

大人って汚い生き物だと

思ってた。



今は

その大人になってしまったが

わたしも汚れているのかなぁ。









そうそう


今のわたしは

あの頃のドクターの言ってた



身体が受け付けないから

食べられないって状態になってる。



食べたいのに

まさに

身体が受け付けないから

食べられない。



自らの意思で

我慢して食べないのではない。



食べたいけど

身体が内臓が動かない。



高校生の頃に

必殺技




食べ吐き〜オエーオエーオエーオエーアップアップアップアップ





今思えば


この技を覚えてたときが

地獄の門への始まりだった。




食べ物はいのちだ。

それを粗末にする行為をしてたんだから


そりゃー

バチは当たるよね。


わたしが食べ物だったら

口惜しや〜って化けて出るよ。



だから

今の状況は自業自得と

受け入れてる。



物事には全て

プラスとマイナスが同じだけある。



あの頃は

食べて吐けば太らないという

都合のいい面だけを見て

いい気になってた。



それにも勿論

都合の悪い面もあって

今はその部分を享受してる。




太るとか痩せるとか

そういった


見せかけの部分を

なんとか繕うような生き方は


わたしのように

生きて死んでるようなもの。



自分のことを

大好きになれる人生を


それには

しっかり自分と向き合って

感じること。



自分に満足できたら

自然と全て満たされる。



やればわかると思う。

信じてやってみて。