「あっ!気持ちいぃ〜

もっと強く突いて!」


大してタイプでもない男のほうが


余計に大胆になれていた


さらけ出して


嫌われてもいいからだ


それにこの日の夜は


生理前なのも


関係しているのか


無性に性欲が高まっていた


後ろから力強く


何度も何度も突いてくる


振り向いて


Lの顔を観察する


呼吸も激しく


私の臀部に


汗が飛んでくるのが分かった


「仰向きになって」


息荒くそう言われて


体勢を替え正常位


私にしがみついて


ゆっくり腰を動かしている


チクチク…


ゾリゾリ…


Lの短く刈り込まれた頭皮が


私の頬を擦ってくる


このままでは


化粧が剥がれ落ちてしまうじゃないか


「あっ…ちょっと待って」


Lの頭を両手で包み込む


察したLが体を持ち上げ


私の腰をがっしり掴んだ


そしてそのまま


激しくピストン


L「はぁ〜、、、

めっちゃ締まってるよ

気持ちぃぃ〜」


私「はぁっ!…

もうおかしくなりそう

もっと早く!!」


L「あ〜…ヤバイ…気持ちぃぃ

もうイクよ?あっイクッ!!」


と言いながらも


ん??


ここで違和感がーーー


Lは中に入ったまま


急にゆっくりな動きになった


それから引き抜いて


お腹に出した感じ???


ひととおり


一回目が終わってから


お互いの恋愛エピソードなんかを


話しながらも


そのまま2回目突入


最後にシャワーを一緒に浴びて


部屋を出た


待ち合わせた駐車場で別れ


笑顔で手を振りサヨナラをした


家に帰り着き


下着を履き替えようと


脱いだその瞬間


あの匂いがーーー


キッチンハイターとも言うべき


精液の匂いだ


まさか、、、


中出し?

 

Lへの不信感が高まるーーー


次の日


L"昨日は楽しかったよ

また会ってくれる?

今度は俺のバイクの後ろに乗せたい"

 

 トイレでスマホを眺め


赤く染まった下着を確認


私はほっと胸を撫で下ろすーーー

 

 つづく