Eと会ってから

 

1週間が過ぎていた

Eとのやり取りも


時が経てば


徐々に間が空いていった
 

動画を観る事も少なくなり


眠る前は

 

筋トレと肌のメンテ

 

加えてNetflixを見ながら

 

カカオで何人かとやり取りも忙しい

 

とある仕事が休みの日

 

気温が高く半袖でも過ごせそうな

 

車内は暑く

 

冷房に切り替えるレベルだ

 

いつものスーパーへ
 

買い出しついでに


Kと約束があるため

冷蔵冷凍以外のものを買い込み

車のトランクに乗せる

K"今着きましたよ"

カカオメッセージが届く

教えてもらった

車の色とナンバーを確認し

すでに開かれた窓を覗き込むと

プロフ画そのままの顔
 

肌が白くてきめ細か

 

恥ずかしそうに

 

照れた笑顔でこちらを見ている

 

なかなかかわいい印象


けど服装と髪型が

お洒落とは言い難く

 

あり合わせのユニクロのような

 

コーデ

髪型もただ短髪にしました

みたいな

(※ただしチー牛ではない笑)

モテを気にしてないところが

なんとなく

女を知らなそうな気がして

身体が半分拒絶していた

会うまでのメッセージのやり取りも

特に中身もなく

ただ日々の報告

Kの職種と顔と

体も鍛えてるとのことで

会ってみようかと思ったのだったが

タイプじゃないけど

2時間もかけ来てくれていたし

若い男には

自分が年上という

負い目があるからか

ついつい甘くなってしまう

ニコリと挨拶し

「じゃあとりあえず

乗らせてもらうね」

と言って車に乗り込む

 

せっかくなので

 

話しだけでもしてみるか


と思いきや

K「初めまして
さっそく言うのもあれなんですけど、、、
このままホテル連れて行っていいですか」

 
ホテル代お支払いするんで〜
 
が聞こえて来そうなセリフ
 
家、ついて行ってイイですか?
 
だと、タクシー代お支払いするんで〜か

そんなことはどうでもいいとして

私「あ、、、うーん」
 
心の迷いが隠せずにいたが
 
そんな私のリアクションなど
 
気にせず車を走らせるK
 
乗ってしまったからには仕方ない
 
あとは流れに任せるしか!
 
なんとなく殺風景な車内を見回す
 
後ろの座席の
 
リアウインドーが見えないくらいの
 
大きな荷物が
 
気になって仕方なかった
 
私「あのおっきな荷物て何?」
 
K「職場で使うトイレットペーパーです
俺若いほうだから色々買い出し行かないといけなくて、、、
それに
みんなの食事も作ったりしますよ
同じ窯の飯ってやつです」
 
仕事の話しを聞くにつれて
 
少しはKに興味を持ち始め

聞き入っているところで

ラブホに到着してしまったーーー
 
つづく