Bはカラオケが好きだと言った

 

私はカラオケは若いころはしょっちゅう行ってはいたものの

 

最近は行くとしても子供がらみで自分がほとんど歌わない

 

そして車の中で聴く曲もほとんどが歌えるような曲じゃない

 

だけどBからカラオケでイチャイチャデートを提案されて行くことに

 

Bのアパートに着いて部屋に入って行くと

 

髪の毛を乾かしているBが脱衣所から私に何か話しかける

 

この日は春だけど暑く上半身裸のB

 

シャワーから上がったばかりだった

 

私はドライヤーの音でBの言う事が聞き取れない

 

Bに聞き返す

 

ドライヤーのスイッチを切ってパーマのかかったクルクルの毛を

 

スプレーでセットしながら「ちょっとスーパーで買いたいものあるから」

 

そう言って身支度をさっと済ませ一緒に部屋を出る

 

B行きつけの大きなスーパーに着き水を何ケースか買うと言う

 

Bが降りようとしたので私もシートベルトを外し降りる振りをすると

 

怖い顔をしたBが「乗ってていいから!見られたらどうするの?」

 

ケラケラと笑う私にBが「ふざけんな!」と笑い返して来た

 

車内でしばらくBを待つ

 

スマホをいじりながら顔を上げると

 

Bが何ケースもの水をカートに積んで戻ってくる

 

車に運び終わるとBのアパートの近くのカラオケ屋に到着

 

店内に入ると平日の11時だからかほとんど客はおらず

 

受付で何かを記入しないといけないようでBが私を呼ぶ

 

「これ書いてって」

 

差し出された紙にはBの名前と携帯の番号が書かれており

 

その下に私の名前と番号も書かなければいけなかった

 

何とこの時初めてBの本名と番号を目にしたのだった

 

本名と思ったのはよくあるような名前じゃなかったからだ

 

私も同じく本名を書きそれをBもじっと眺めていたのが分かった

 

これで私たちはひとつのプライベートを明かし合った瞬間だった

 

その紙を受付へ差し出す

 

そして指定された部屋へ向かうと座ったソファの向かいの壁は

 

ガラス貼りになっていて隣通しに座った二人が映っていた

 

次々と曲を入れて私にも選ばせる

 

なかなか決まらない選曲

 

すぐにBが選んだ今どきの新しい歌を歌うB

 

歌いながら私の片足を自分の膝の上に乗せる

 

すると股の中にBの手が伸びていく

 

歌のテンポに合わせ私のクリをかるく突く

 

気持ちいいというより笑いがこみあげてくる

 

そのまま赤のTバックをずらし指を入れてくる

 

鏡に映った姿がとても卑猥に見えしだいに

 

びちゃびちゃになって行く

 

感じる私を鏡越しに見つめるBは音程が一切狂いもせず

 

器用に私を弄ぶ

 

気持ちいいと思うと同時に遊び慣れたBを実感してしまう

 

続く