GW直前車ということで今回は酔い止め薬について触れたいと思いますかお

そもそも何故乗り物酔いという状態が起こるかと言うと

不規則な加速・減速の反復が内耳の三半規管や前庭を刺激することによって自律神経系や平衡感覚が混乱し、顔面蒼白、冷汗、頭痛、吐き気、嘔吐といった症状があらわれますえー

年齢 ・ 持病(緑内障、排尿困難、心臓病など) ・ 妊娠授乳の有無 ・ 服用中の薬(鼻炎薬・風邪薬・胃腸薬など)によって服用出来ない場合があるため、店員さんに聞くかパッケージの裏面をしっかり読んだ上で服用下さい>□<

酔い止め薬は気分が悪くなってからでもすぐに服用すれば効果がありますが、予防効果を最大限に生かすために乗車の30分前に服用がBestですかお!!

また、乗り物酔いは精神的な部分(以前乗物酔いをしたから今回もするかもしれないなどの不安など)もあるので、「薬を飲んだから大丈夫」という安心感から乗り物酔いがひどくならない場合も実はあったりしますがーん

現在発売されている市販薬の乗り物酔いは抗ヒスタミン成分に抗コリン成分局所麻酔成分・鎮暈薬・中枢神経興奮成分・ビタミンB6などが配合されていますいー

それぞれの成分を簡単に説明すると...

1抗ヒスタミン成分
(塩酸メクリジン / マレイン酸クロルフェニラミン / サリチル酸ジフェンヒドラミンなど)
嘔吐中枢への刺激を抑え吐き気などを防止・緩和する

2局所麻酔成分(抗嘔吐薬)
(アミノ安息香酸エチルなど)
胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげ、乗物酔いに伴う吐き気を抑える

3抗コリン成分
(臭化水素酸スコポラミンなど)
中枢では延髄や内耳の 働きを調節することで乱れた平衡感覚を調節する
末梢では消化管の緊張を軽減させ、吐き気を緩和する

4鎮暈薬(抗めまい薬)
(ジフェニドール塩酸塩など)
内耳や前庭に働きかけめまい症状を軽減する

5中枢神経興奮成分
(無水カフェインなど)
脳に軽い興奮を起こさせることで平衡感覚の混乱によるめまいを軽減する
乗り物酔いに伴う頭痛を緩和する

成分は分かったけど一体どれが効くのかということですが15歳以上ということであればアネロン「ニスキャップ」がオススメですぶー

アネロン「ニスキャップ」
OTC医薬品に飲まれるな!~良いこと悪いこと全て暴露~-アネロンニスキャップ
※エスエス製薬さん画像お借りします

(1カプセル中)
マレイン酸フェニラミン 30mg
アミノ安息香酸エチル 50mg
スコポラミン臭化水素酸塩水和物 0.2mg
無水カフェイン 20mg
ピリドキシン塩酸塩 5mg

■希望小売価格:3カプセル 630円 / 6カプセル 1,050円

1日1回の持続性タイプで市販の酔止め薬の中では効き目が長いほうです(約8~12時間)時計

スコポラミン臭化水素酸塩水和物とアミノ安息香酸エチルは酔った後でも吐き気止めして優れた効果を発揮しますOK

スコポラミンは副作用として喉の渇き・異様なまぶしさがあるためある意味ドライブには向いていないかもしれませんがーん

また、便秘になったり尿が出にくくなったりする恐れがあるため、普段から便秘しがちな人や尿が出にくい人は避けた方が良いですNG

以前抗ヒスタミン成分について説明しましたがニスキャップに配合されているマレイン酸フェニラミンは「dl体」なので眠気が強く出ることがありますぐぅぐぅ

効き目はかなりオススメですが眠気が比較的強く出る可能性があるので道中におしゃべりや景色を楽しみたいという場合はちょっと考えものですウ・・・ン

値段が酔い止めの中ではトップクラスに高いというのも一番の特徴ですyaa


Part.2に続くNext

この記事が面白い・役にたったと思ったらクリックをお願いしますかお


人気ブログランキングへ