日本酒の美学 | I'am セリス

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春、夏、秋、冬。

 

このイマイチスッキリしない夏。

お気に入りの魚と共に、日本酒を。

 

しかし、純米だの、大吟醸など何だの…

 

高いお酒やら業務用アルコールが入っているやら

おちおち酔っ払ってもいられない。

 

お外で飲むなら

東京駅から徒歩3分。

日本橋 「ふくべ

 

日本酒が何十種類もそろって、価格がリーズナブル。

安くて美味い酒をがモットーのお店です。

 

ところで、何故、久保田の大吟醸が高いか…知ってますか?

それは、製法にあるからです。

 

原料の米を徹底的に削るのですが、半分以上お米の表面を削って、

中心部のデンプンだけを利用します。大吟醸は徹底的に機械で緻密に管理。

僅か1パーセントの誤差でも使い物にならなくなり、最後は杜氏の舌と感覚が問われる。

寒い冬の冷たい水温で何倍も時間をかけて作れるのは1年で僅か2万本…。

 

しかし、そんな高いという常識を覆すお酒が、今日紹介するこちらです。

 

私が今日呑んだのはこちら。

大吟醸にはない濃厚な味の秘密は、その精米方法にある。

 

米は焚かずに蒸します。

米が蒸しあがると、次は室温30度のミクロの世界で、麹菌が振り撒かれます。

米がすっかり糖分に変化するまでおよそ2日間。

 

江戸時代で産まれた、きもと造り。

天然の微生物の力を借りながら産まれたのが、この

 

純米生酛

https://secure.daishichi.com/category/select/pid/4

 

この値段(\3,000以内)なら許せます。

※昔はもう少し量が多かったんだとか!

 

良い日本酒の条件は

・美味くて

・リーズナブルな値段である事

・そして、器。

 

そしてお酒はほどほどに。

そうしなければ、折角の美味い肴の記憶も

無くなってしまうかもしれません…。