数ある「バシャール用語」の中でも、

最重要のひとつである、

"The Masters of Limitations".

 

 

これも、なかなか、

含意されるものをすべて表す日本語に、

すっと訳すことの難しい表現です。

 

 

要は、

地球人は(自分達では自覚していないが)、多大な『制限』を、自らに課している。

その、制限にしばられた体験に、これだけどっぷりはまってる地球人を、

まわりからみているETたちが称して、

「制限のマスター」

「制限されることに習熟したマスター」

「制限のエキスパート」

というふうに、呼んでいるわけです。

 

 

(※訳すときには、さらに、

バシャールが「修士号」という意味も、

masterにこめて述べているので、

困っちゃうんですよね(笑))

 

 

 *****

 

 

さてさて、

バシャールからそうは言われても、

フツーの地球人は、

「え、そうなの?」

「自分で自分に制限を課しているなんてぜんぜん知らなかったし、

 急にそんなこと言われても、ピンとこないなぁ」

っていう人が、多いんじゃないでしょか?

っていうか、僕は、そうでした(笑)

だって、「地球人以外」の(あんまり制限を課していない)実例を

見聞きしたことも、ないわけだし。

 

 

で、これまた、

最初は「ピンとこなかった」平太なのですが、

これだけ、バシャールのしゃべりをいっつも聞いてて、

バシャールのキャラと、エササニ文明をはじめとする高次文明のあり方になじんでくると、

「なるほど~、私たち地球人って、みなさんと比べると、かなり『特殊』な部類に入るんですね(笑)」

ってことが、実感として腑に落ちてくるんですよね。

「バシャール」という実例が、「身近」にいるので。

(僕にとって「バシャール」は身近なんですよね(^^))

 

 

アヌンナキによってなされた遺伝子操作の話も、

最初はぜんぜん興味なかったんですけど(苦笑)

「なるほど~、そういう経緯で生み出された私たち(ホモ・サピエンス)なので、

『特殊』な部類の文明になっちゃったんですね、この地球文明は」

っていうふうに、

今は、その話が

自分にとっての自然な「前提」、

歴史的事実、

になっているんですよね。

 

 

それでも、

そのようなことが当たり前にはなっていないリアリティに触れることも

まだ自分は多いので、

そのようなことが当たり前になっていないリアリティのバイブレーションに

知らぬ間に、染まっている自分に気づくこともあります。

そんなときは、本来の自分から、ちょいとずれているわけですね。

 

なので、もっと

「本来の自分、キープ!!」

しようと思って、

そうするのに役立つパーミッションスリップとして、

最近の自分が重宝しているコトがありまして、

それをシェアしようと思って、

今回の記事を書いている次第です。

 

 

 *****

 

 

ダリル・アンカさんが数か月前に本を出しました。

 

その名も

 

"The Masters of Limitations"

 

 

この本は、

バシャールが一人語りで

ずっと語ってくれている本です。

 

 

僕の主観的印象ですが、

たぶん、2019年時点での私たちに対して

伝えるのに適した内容が、

コンパクトにまとめられているんだろうな、

っていう気がします。

 

(※きっと、またVOICEあたりが版権とって

そのうち日本語版出してくれるんじゃないでしょうか。)

 

 

ふだんの公開セッション時とは違って、

本(書き言葉)なので、

細切れではなく、

めずらしく、かなりひさしぶりに、

ひとつひとつのトピックについて

「ある程度のまとまった分量」の話を

バシャールが語ってくれているんですよね。

 

 

なので、僕はまた、これを(部分的に)

自分用の「オーディオブック」にして、

iPhoneで流しっぱなしにして

ヒマさえあれば、いっつも聞いています。

 

 

何度も聞いていると、

「制限」という言葉が、

すごく深い意義を持ったことであるように

(これまでとは違った意味を帯びて)

響いてくるのです。

 

 

僕的に、現状、いちばん「ぐっとくる」のは第5章なので(笑)

その第5章の冒頭部分を、

以下に和訳(ちょっと意訳)してみますので、

みなさんにも、「制限を課す」というコトについて

なにか、感じてもらえるといいな、と思います(^^)/

 

 

(訳し終わって思ったけど

日本語にすると、読むと、

どうしても、ちょいと小難しい感じになっちゃいますね(^^;)

 

 

 *****

 

 

「制限」というものは、

ネガティブな体験を生み出すために使うこともできるし、

ポジティブな体験を生み出すために使うこともできます。

両方の目的で使うことができます。

 

「意識」そのものは、永遠であり、無限です。

 

永遠ではない体験をするためには、そして、無限ではない体験をするためには、

意識が、自らの認識に制限を課すことが必要になってくるのです(※苦渋の意訳(苦笑))。

 

貴方たちが「物理的リアリティ」と呼んでいる次元では、すべての現象が(亜原子粒子の世界から、宇宙のはるか彼方まで)物理の法則にのっとっています。

意識は、自らの認識に、「時間・空間の枠」という枠をはめ、それによって自らの認識を狭めています。そして、意識は、「時間・空間の枠」というフィルターを通して「映し出された自ら」を、知覚します。

「物理的リアリティ」という次元は、意識が、そのように、「時間・空間の枠」というフィルターを通して「映し出された自ら」を知覚する場合にのみ、体験され得るのです。

 

そのような「メカニズム」があるため、

意識をもった存在は、課された「制限」の強さに応じて、自らがさまざまに異なった状態におかれているのを体験することになります(ここで、「制限」を「フォーカス」と言い換えてもよいでしょう)

しかし、課された制限があまりにも強くなると、ルビコン川の向こうへと渡ってしまうことになります。すなわち、その存在は、自らが今体験している「制限」が、もともと自分で自分に課したものだということを忘れてしまうのです。

そして、その存在が、その「制限」というパラメーターを「アンドゥ」したいと思っても(取り消したいと思っても)、そのやり方を忘れてしまったようなのです。

 

 

Darryl Anka. (2020) . 
"The Masters of Limitation: An ET's Observations of Earth." 
Virtualbookworm.com Publishing, p.37

 

 

 

(英語の原文は以下の通り)

Limitations can be used to create both negative and positive experiences.  

Consciousness itself is eternal and infinite.

To experience anything less requires that consciousness impose limits upon its awareness.
Thus, the dimension you know as "physical reality", defined by the laws of physics that govern all phenomena, from the sub-atomic realm to the vast reaches of the cosmos, can only be experienced if consciousness perceives its "reflection" filtered through a self-imposed space-time framework that limits its perspective.
With this "mechanism" in place, a conscious being can experience itself in different states depending on the degree of limitation or "focus".
However, a high degree of limitation can cross a Rubicon into a state where the being can forget that it is responsible for imposing their limitations it now experiences.
Even though the being may desire to "undo" the limiting parameters, it may have forgotten how to do so.

 


Darryl Anka. (2020) . 

"The Masters of Limitation: An ET's Observations of Earth." 

Virtualbookworm.com Publishing, p.37




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