今年7月に参加した、EMDR学会の話題。

EMDRは、通常の心理学や、通常の精神医学において、
(その作用機序がはっきりとは明らかになってはいないけれども)
れっきとした一つの治療法として、認められている心理療法だと思いますが、
(幼少時から虐待にあっていたような(ある意味「シビアな状態にある」)人たちを相手にして)長年EMDRをやっていると、
どうやら、いわゆる「スピリチュアル」とか「メタフィジカル」とか呼ばれる領域に
入っていくことになりやすい、
そんな治療法であるようです。

「エネルギー体」の領域にまではたらきかけないと、
なかなかよくならない、のだろうなと思います。

今日の発表で、
EMDRの分野では有名な精神科医のS先生が、
人間の身体のまわりには、エーテル体、アストラル体など7つの層がある、
という話をしつつ、
チャクラに対応した、フラワーエッセンスやエッセンシャルオイルを治療に使っているビデオを見せてくれ、
「私も、3層ぐらいまでは見えるようになった」
と述べていました。
S先生は、キネシオロジーを多用しているようです。
けっこうほかの演者(臨床心理士)たちは、

口あんぐり、ってカンジで反応してましたが(笑)。

今回、米国から招待され講演をしてくれた、
著名なサイコロジスト、サンドラ・ポールセンさんも、
EMDRを行なっているときに、
クライエントさんの治療に役立つ、映像や言葉がみえてくることがある、と述べていました。
(サンドラさんは、それを「セラピストの直感」と呼んでいましたが。)


あるクライエントの、EMDRの治療中に、

なぜか、サンドラさんに

(テキサス州にある)「アモラの砦」の映像がみえてきて、

そのことをクライエントに伝えると、

「私の母はテキサスに住んでいるのです」とクライエントが応え、

そこから、治療が進展した、ということがあったり。

あと、サンドラさんは、

EMDRによる処理が上手く進むと、
「(ばーっと)解放されたエネルギーの流れ・動き」を感じる

とも、述べていました。

シビアな状態にある人の、EMDRを長年、やっていると、
エネルギーに対する感受性が養われてくるのかもしれませんね。