つたない備忘録ブログにお越しいただき、ありがとうございます!
前回はお見苦しいブログになり失礼しました・・・
その後、営業担当さんに電話で事情を話した後、進展がありましたので、ご報告します。
簡単におさらいをすると・・
高気密高断熱住宅で増えている、同時吸排のキッチンレンジフード
しのぶ家のキッチンダクトは下のようになってます。
(灰色部分)
当初は、キッチン背面部分やバルコニー側に給気を通す予定でしたが、おさまりが悪いので両方とも隣の主寝室の天井裏を通すことになっています。
ここで問題なのは2点、
①消防法(特に都条例)によると、キッチンレンジフードのダクトは可燃物から10センチ以上離して設置する。できなければ、ロックウールなど不燃材(5センチ厚)を巻いて配管する。ジャバラダクトではなく、スパイラルダクトを推奨(条例ではジャバラは禁止と表記)。
②法律違反ではないが、給気配管が断熱ライン内(室内)にあると、明らかに結露リスクが高い。
特に、①は命にかかわる問題です。
これは排気ダクトを別角度から撮っていた写真です。
明らかに、耐火性のないCD管と、灰色の電源コードが接しています!
排気ダクトは油ものの料理などをやっていると高温になることがあり、ダクト周辺が焦げたりなどのリスクがあるとのこと!(かつてアルミダクトの厨房でこのような可燃物に引火した火事があったそう)
そして、翌々日・・・・
心配してくれたばぁばが、現地にいって棟梁にどうなのか聞きに行ってくれました。
その結果、、、、
現在のダクトを全部、スパイラルダクト(ロックウール巻き)に変えてくれるとのことです!(棟梁談)
信じてました!ぇ
流石ヤマト住建さん!
高性能並価格で時代の波に乗ってるだけあります!
1日でそのような判断をしてくれたようです。
クレームした翌朝、現場監督が現地にいって確認し、結果的にそのような判断をしてくれたようです。
直接監督から聞いたわけではありませんが、「全部交換してくれるよ、よかったね~」と棟梁が言っていたとの事です!
よかった~
これで安心して寝れます
(一応ちゃんと施工されてるか確認しないと・・・)
ブログをご覧頂いている方々にはご迷惑をお掛けしました・・
閑話休題:
よく見ると、さっきの設計図の上に、ちっちゃい字でダクトはスパイラルでロックウール50mmを巻くことって記載ありました・・・(ぉぃ
それでもジャバラダクトを使っていたのは、ヤマトでは(というか一般的なハウスメーカー、工務店でも)普通の事だからのようです。
何故この記載があったかは、分からないと棟梁。棟梁自体は設備関連は担当外のようで、「言われてみれば結露リスクあるね」「防火については分からないな~」と言っていたようです。本来は、設備(電気)屋さんの領域です。
恐らく、長期優良住宅申請か建築確認をする際、外部の設計事務所に委託したので、そこが記載したか、何かの使いまわしだったか(また使いまわしか・・・・)
いずれにせよ、今回は誠意を見せて頂いたと信じたいですが、何も言及しなければ、そのままの施工が通っていたと思いますし、これからヤマトで契約する方もこのように修正してくれた方法はヤマトの標準ではないと思った方が良いと思います。
設備屋さん曰く、最近はようやく不燃材を巻くダクトを使用している工務店が増えてきたんだとか・・・・
可能であれば、設計段階で「キッチンダクトはスパイラルダクトにしてロックウールなどの不燃材を巻いてくれますよね」と確認することをお勧めいたします。
そして、前々回ブログでコメントくださった方・・・
本当にありがとうございました!
背中を押して頂くコメントがなければ、恐らく監督に確認メールを出すことはなかったと思います。
皆さんのお役に少しでも立つかと思いブログを始めたのですが、こんな奇跡的な救済を頂けるとは思っていませんでした!
下手をすると命に関わる事でしたので、命の恩人と言っても過言ではないかもしれません・・・(何も御礼出来ませんが・・)
ブログって素晴らしいですね・・
私も少しでも皆さんのお役に立てる情報発信ができればと、今後もなるべく頑張ります!
お騒がせ致しました。
しかし、引渡し予定日まであと2週間、木工作業が遅れているのに、余計な修正工事が増えてしまいました・・・私のせいではないですよね・・