つたない備忘録ブログにお越しいただき、有難うございます。

 

 

 

(すみません、今回はお目汚しのブログになります・・・)

前回、キッチン搬入のブログで、貴重なコメントを頂き、やはり少し不安になったので、現場監督さんに夜中メールをしてみました。

 

 

 

何のことかと言いますと、キッチンの換気扇の排気ダクトです。

我が家は、同時吸排気の換気扇のため、排気だけでなく給気のダクトもあります。

 

 

 

設計通りだと、写真の下の灰色ダクトが排気用、上が給気用ダクトになります。

(※青い断熱材で巻かれた配管は24時間換気ダクトです)

 

 

 

そして、東京都の消防に関する条例がこちらです。

これは一般の戸建てにも適用されるようです。

 

  1. 排気ダクトと可燃物との距離は10cm以上離すこと。
    ただし、次の条件においては10cm未満とすることができます。
    ・50mm以上の特定不燃材料で排気ダクトを被覆する。
    ・可燃性の部分を5mm以上の特定不燃材料で被覆し50mm以上離すこと。
  2. ジャバラダクトの使用について
    東京都では、ジャバラダクトは全面的に使用禁止の方向で指導されています。
    ご使用に際しては所轄の消防署にご確認の上、工事されるようお願い致します。 

 

2.のジャバラダクトとは、フレキシブルダクトの事です。何故ダメかというと、ジャバラダクトは内部がでこぼこしており、その隙間に埃や油脂がたまりやすく、そこに引火すると火事になる可能性が高いからです。

 

我が家のダクトは、見る感じフレキシブルダクト(幸いアルミでなくスチールのようですが・・・)で基本的に東京都では使用禁止の指示が出ています。

 

では何を使うかというと、「スパイラルダクト」を使うようです。

見ての通り、中がツルツルのため、汚れがたまりにくいというダクトで、本来はこちらを使用すべき、と東京都は制定してます。

 

ただ、これについては色々物議があるようで、きっちりスパイラルダクトを使用している工務店、ハウスメーカーは少ないんだそうです。

 

まぁ、これは最悪会社の判断に任せようと思います・・・・

 

 

しかし、

 

 

1.の方の、「ダクトを可燃物より10センチ以上離しなさい」という方が問題です。

 

うちの施工状況を見てみると・・・(ばぁばに撮ってきて貰った写真です)

可燃物であろう木の梁に支えられたダクトが見えます!

 

加えて、CD管(橙色の管)も接していそうです・・・・

見えないけど、電源配線も近いかもしれません・・・・

 

排気ダクトは、油もの料理によっては高温になる事もあるらしく、耐久性のないCD管や電源なんかが接していると、高温になり皮膜が解けて、電源ラインであれば最悪ショートして火事に!という可能性も否定できません!

 

 

なので、

①排気ダクトの廻りは10センチ以上何もない状態にする

 

それが難しければ、

②不燃材(通常ロックウールなどの断熱材;配管用)でダクトを巻く

 

という事をする必要があるとの事!

 

 

 

因みに、私に火メラメラをつけたのは現場監督のメール対応でした・・・

 

 

-----------------------(大まかな流れにしてます)

しのぶ「レンジフードのダクトは何も巻いてませんが大丈夫でしょうか」

 

監督「24時間換気は同時給排なので、断熱材を巻いてますが、排気ダクトは室内空気を出すため結露リスクは低いので巻いてません。」

 

しのぶ「我が家はキッチン換気扇も同時給排にして貰ってます。また、消防の条例では、排気ダクトに防火のため断熱材を巻くようです。最悪、給気ダクトだけでも巻いて貰う事はできませんか」

 

監督「設計と相談してください。必要以上のことをすると費用も掛かります」

 

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そもそも、都の条例で防火対策をしてくれってあるのに、「必要以上」という事はないでしょう!

むしろ必須です!

 

しかも、防火対策だけでなく、最初のメールの返信だと給気ダクトの事を失念してしまってる(=うちが同時給排レンジという事を知らなかった?監督なのに?)

同時給排の24時間換気は結露リスクあるから巻いてます⇒ キッチンも同時給排なので、その理屈なら巻くべきでは?!

 

 

ってことは、防火対策だけでなく、結露対策としても必須なのでは?!

 

 

 

我が家は、天井断熱ではなく屋根断熱なので、天井裏も断熱ライン、いわゆる部屋の扱いです。

あたたかい部屋の中に、寒い外気が通るスチール配管があるとどうなるでしょう・・・

素人でも結露確定ラインって考えますよね・・・

しかも天井付けてしまうので、天井裏での出来事になりますから、数年結露状態が続き、いざ天井点検口を上げてみたら、「ひえぇぇ!!」というカビだらけの可能性もあるわけですムキー

 

壁内結露とかそんな難しい話じゃないですよ!

 

 

結露リスクどころか、防火対策不足で死ぬのは嫌ですから!

 

 

流石に、営業担当さんに経緯を電話でお話しして、(その時も「結露リスクありますね・・・」と担当さん自ら言ってましたが)、最低でも条例違反のないようにしてください!とお願いして今夜は終わりました。

 

 

 

気密断熱性重視で、「世界標準を日本に」を謳われているなら、今後のヤマト住建さんの対応に期待したいところです。

 

 

 

本日は長くなってしまい、失礼しました。

これを見て、「うちのキッチンダクトどうなっているかな」と不安になる方には申し訳なかったかもしれませんが、過去のアメブロを検索すると、この件で揉めている方がやはりいるようで・・・

 

 

つづく?