令和元年五月十九日 紫式部に恋をしてで始まった
壱やさんの平安貴族の恋ストーリー 源氏物語

五月二十二日

ともに愛まみれよう
淡いじゃ 濃いじゃ
葉も緑さす 平安の苑
                 壱やさん 読詠

そして

   恋心を伝え 伝えられた そこには
   言霊(魂)が宿ると言われる
     
この言葉に魅せられた
恋文という言葉に一瞬ふわぁ〜となった
そして私も平安時代の貴族の恋を知りたいと思い
私の中で平安時代への時空の旅 恋文が始まった




源氏物語 第四十一帖 幻(まぼろし)

幻 あの世とこの世 空を自由にかけめぐる幻術(魔術師)のこと

宮中では旧暦の大晦日に追儺(ついな)が行われていた
今の節分はこの追儺が変形したもの
追儺とは悪魔を追い払う行事

紫の上に先立たれ、泣きくらしていた光源氏



行く年に人生の終焉を重ねた
源氏回顧感慨の歌(独詠)
 

六条院で催されたご仏名(年の瀬に行われるその年の罪障を懺悔し除法する法会)の導師をねぎらい禄を与え
酒を振る舞う

この日 紫の上の死後 初めて参会する
人々の前に出てきた光源氏の姿は 
昔ながらの光輝く



「おお・・少しもお変わりになっておられぬ」
「昔の光の君 そのままに・・」
「ああ・・何というおかたなのだ・・」
集った人々は口々に源氏を讃嘆します



そして源氏は導師に言います
「わたしはひとりなのだよ  ご導師・・
 この世に生まれいでたとき そのままに・・」

あさきゆめみし   大和和紀さんより


私昨日でブログ納め、年明け幻の巻 と思っていましたが 今朝壱やさんのアップを見て
どうしても今日の大晦日にだしたいと思い
急きょ執筆 笑 しました
五月から始まった源氏物語
幻の巻きが大晦日の内容
そして、最終のアップが大晦日と必然を感じます

年明けには
源氏が姫君達を振り返る場面がありますので
私なりの拙い言葉で出せればと思っております

最愛の人を亡くして
この世に未練がなくなった光源氏
夜に横になっても
「眠りさえ来てくれぬ」と呟いています
これ程迄に思われている紫の上
空の上で源氏を
心配そうに見ているのか
切なくて涙しているのか
「あなた離れていても
私はあなたのお側にいますよ」
紫の上の声が聞こえたような
そんな気がしました・・


2度目になりますが一年間ありがとうございました
皆様に健康あれ 幸運あれ とお祈り申して
お礼に変えさせていただきます
良いお年をお迎えください


壱ちゃん源氏を通して皆様
コメントのやりとり
皆様本当に感謝の思いです
みそらちゃんのファンブログに励まされ
自己流ですが壱ちゃんの源氏物語に
ついていければとおもっておりました
心から感謝です
ありがとうございました(//∇//)

緑色の文字とお写真は
壱やさんの紫式部に恋をして
光源氏〈終焉〉幻(まぼろし)から
拝借しております
ありがとうございます
壱やさん長きに渡っての投稿
感謝申し上げます





石山寺 紫式部像