紫式部に恋をして〈 二十八〉源氏物語 和歌・横笛 (よこぶえ)
壱やさんブログより拝借

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壱やさんブログ

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源氏物語 第三十七帖  
横笛

女三の宮(源氏の正室)との密通後
亡くなった柏木(夕霧の友達)の一周忌がたった
その柏木が大切にしていた横笛のお話であること
夕霧(源氏の息子)の和歌に横笛が出てくることから巻名になりました


夕霧は柏木の妻の落葉宮を訪ねる
そこで落葉宮の母に
生前柏木が大切にしていた横笛を渡される
その日の夜、夕霧の寝入り端に柏木が夢枕に立つ
「この笛は、できれば子孫に末永く伝えたいものです
それなのに、君の手に渡ってしまったのだね」
と柏木が言いました
「それでは誰に渡したいのだ?」と夕霧が聞いた瞬間に、若君(子供)が激しく泣き出し、答えは聞けませんでした
夕霧は妻の雲居の雁に言われました
「あなたが夜遊びして、夜更けに格子をあげさせたりするから物の怪が入り込んできたんですわ」
現代風に
「私が子育てで忙しいのに、遊び歩いてこんな夜中にドア開けたから、幽霊まで連れてきてんじゃん」
赤子は一晩中むずかっていました


源氏物語には物の怪が何度か出てきます

オカルトではないのだけど
世にも不思議なこと
生霊や偶然の一致や
この偶然が人生を狂わすとか
反対に良運が味方してくれたり
そんな不思議なことがあっても
不思議ではない(しゃれじゃないよ)笑

良い結果に持って行くのは
やはり偶然に見えて
努力や思考や自分の頑張りによるかな
とも思うのです
よく偶然といいますが
それらは必然なのかも
努力した結果の必然





紫式部に恋をして 源氏物語 〈二十八〉和歌・横笛(よこぶえ)
壱やさんブログより拝借


源氏が不義の子薫を抱きながら
心の中でつぶやきます
「おもえば、三宮と柏木の道ならぬ恋は
すべてこの子が、この世に生まれてくるための
運命だったのかもしれない」


「わたしは・・この子を   愛することができる」
薫の汚れの知らない心、純粋な表情を源氏は
可愛いと思えるようになったのでした
 
あさきゆめみし参照


文字を通してこうしてやりとりができる
楽しくお話ができる
これも円・・ではなくて縁
ごめんね、ちょっと笑い入れたかった(//∇//)
人と人が知り合うって凄いこと
やはり演・・ではなくて縁
いい加減まじめにやりなさい(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
文字の上でもお顔が雰囲気が
浮かんでくるようです
私に遠・・ではなく縁
しつこいんだけど〜( ̄∇ ̄)
縁をして下さった皆様へ
心よりありがとうございます
しかも私の自己満足の感情路線(笑)の
源氏物語、ありがとうございます

皆様にたくさんの素敵な運が巡りますこと
そして健康にいられますように
どうかご自愛くださいませ

源氏と女性たちは偶然のように見えて
必然だったのかも知れません

それは愛を求め続けた源氏だからこそ
なのかなと私は思うのです



少し振り返る〜
女三宮目線

  皇女という身分の私は、決して愛を得られない運命
紫の上様は、愛を得ても地位を得られない運命

九つの変奏  柏木  桐野夏生さんより
拝借ありがとうございます

女三宮は皇女(天皇や皇帝の娘)で
父にも溺愛されてきました
自ら人を愛することに無縁で大人になってしまった
本当の愛を知るのを身分や環境が邪魔をした
女三宮と柏木、2人の出会いは
偶然なのでしょうか
それとも必然なのでしょうか

私は柏木はこの恋をしてから、人生を狂わせたとおもっていました
それでも最後は好きな人を思い浮かべて亡くなった
それならば、源氏への謝罪以外は・・
この苦しささえも後悔なく亡くなったのかも
と思いたいの・・です