師走に突入後、皆様
いかがお過ごしでしょうか
あっ・・いうえお
と言う間に師走も過ぎて行きそう(・・;)
昨日も今日も明日もお疲れ様です
なので毎日お疲れ様です(*≧∀≦*)


源氏物語第三十六帖  柏木





紫式部に恋をして〈二十七〉源氏物語
和歌・柏木(かしわぎ)壱やさん ブログより拝借

壱やさんは最初源氏物語の本文は難しく
和歌から入ったとのこと
古では和歌、現代では短歌
お写真に乗せての和歌がとても目を引きます
私には異次元の世界の技術、というより芸術です
今回の和歌もどれも心に響きます


壱やさん本文は
こちら
ダウンダウン




私も本文からではとても難しく
以前も読んだことがある
大和和紀さんのコミック、あさきゆめみし
から入りました
その後ネットで解説を見て
何名かの訳者の本を図書館で借りました
自分の手元に置きたくなればアマポチです(*^▽^*)笑



拝借ありがとうございます


この帖で柏木は亡くなります
柏木(源氏の正室女三宮と密通)
亡くなる時
夕霧(源氏の息子、柏木の友)
に妻と後のことを託します
柏木の遺言で妻の落葉宮の元に
通っているうちに
夕霧は落葉宮に恋してしまいます
そして恋文で想いを打ち明けます
その夕霧からの恋文への返歌に
柏木があったことから巻名になりました
しかしどこまでも入り乱れる恋愛模様
だからこそ面白い源氏物語


この帖もすごいな
光源氏の正室、女三宮と柏木の密通を源氏が知ってしまう
しかも柏木は源氏の親友の息子 
そして源氏の息子夕霧の友達
あ〜ややこしいったらありゃしない笑
源氏の「許せぬ」の心声
源氏を恐れてビクビクしながらも
柏木との間の不義の子を出産した女三宮

出産前の会話




あさきゆめみし 大和和紀さんより拝借

そして柏木

源氏がじわじわと言葉で追い詰めるのです
何度か病を理由に欠席していた酒席ですが
柏木はとうとう断りきれずに
試楽(公事、祭礼などに行われる舞楽の予行演習)に参加します
無理に酒を飲まされ「年老いた私を笑った」と
源氏は柏木を厳しい目で睨みつけます
柏木は精神的にも耐えられなくなります
追い詰められ気分が悪くなった柏木は
途中でその席を退出し、その後寝込んでしまいます





紫式部に恋をして〈二十七〉源氏物語
和歌・柏木(かしわぎ〉
壱やさんブログより一部抜粋

酒席で柏木を睨み据えて源氏は心中で
柏木に問いかけます

まことにおくゆかしい、味わいのある若者・・
この男が何故・・・・
あのような恋にまどわされてしまったのか
気持ちはわからぬでもない

源氏は藤壺の宮(父の後妻)との恋を思い出します
父帝へのむほんにあたる重罪

地獄におちても悔やまないと思った
お前はどうなのかね、柏木
あの頃の私のように、恋に死ぬ覚悟があるのか?
死ねるのかね?女三宮のために・・

この時の源氏の形相に柏木は恐れ慄き
酒を吐いてしまいます
貫禄の存在感、その源氏に睨まれたら・・
柏木よ、恋の相手が悪かったよ←私の心の声

数多く浮き名を流した源氏もその時々本気だった
特に藤壺の宮、結ばれないからこそ余計本気だった

源氏がいなくなる幻の巻の後
柏木と女三宮の不義の子薫が物語を進めていきます

その薫はとてもきれいな男の子だったとのこと
「男の子であったとはあいにくな
深窓で育つ女の子なら人目にもたつまいが
男の子ならいずれ実の父にも似てこよう」
源氏は若宮薫を見ようとせずに抱くこともしません


惑わされる
誘惑に負けて良くないことをしてしまう
ネットより
女三宮は柏木を誘った訳ではないけど
強く拒否もしていない
惑わされる
柏木は女三宮というよりは
自分の恋をした心に惑わされたのかも
恋する心が狂わせたのかも


この人との恋や〜めた
と出来ないのが心
上部はやめたように見えても
簡単に忘れることなんてできないものね
やはり日にち薬なのでしょうか
う〜ん・・

男性は過去の女性を
一つづつの引き出しにしまう
なので引き出しがいくつもある
女性は一つの引き出しに
新しい恋を重ねてしまう
なので、引き出しは常に一つ
人にもよると思いますが一般論です
どちらのが情深いのかな
幻の巻きで
源氏が今迄の女性達を振り返るの
泣けたよ〜
訳者に寄って書き方は
微妙に違うこともあります

人は亡くなる時に思い出すのは何だろう
風景?やはり人のような気がする

その時に一番近い人かな
遠い過去の記憶かな
生き生きしている自分かな
誰のお顔が浮かんでくるのかな
浮かんだお顔は笑顔がいいね


次回の第三十七帖は 横笛
これがまた凄くてね
そしてこの横笛
宇治十帖に出てくるのです
勿論吹いているのは薫
ダメ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾バンバン
これ以上言えな〜い(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾バンバン


昨日も今日も明日もありがとう
毎日たくさんありがとう(≧∇≦)