源氏物語五十四帖のうち
第1部、桐壺から藤裏葉の巻で完
第2部、若菜から幻の巻まで
第3部、四十二帖匂宮から五十四帖夢浮橋

第三十四帖  若菜  上
第2部のスタートです
源氏40の賀の時に源氏が読んだ歌に
若菜、があったことから巻名になりました

この帖は内容ぎゅ〜って詰まっています
源氏は人生の絶頂期であると共に、哀しい運の始まりでもあります

ご興味ない方ごめんなさい
私は読みだすと止まらな〜い(^ー^)
先日解説本新たな方
萩原規子さんの本も加わりました
スパッスパッと書かれている
私に合っているかも笑




紫式部に恋をして  源氏物語〈二十四〉
和歌・若菜上(わかなじょう)壱やブログより拝借

内容いっぱいだから一つだけ現代風に・・笑
源氏は兄から出家をしたい、ただ愛娘の女三宮(おんなさんのみや)が心配
源氏に託したい、結婚してほしいと頼まれます

兄と会う日
紫の上は源氏はそのお話をお断りして下さると信じておくりだしました
そして、帰って来た時の源氏の表情で
女三宮とのご結婚を
「お引き受けになったのだ」とピンと来ます
妻の座を奪われると紫の上は絶望感に・・
源氏は「頼まれて断れなかった」「愛しているのはあなただけ」
まっ色々言いますよ 笑

自分より若い、身分も高い女性、正室としての結婚
源氏の愛は私から、新しい妻に移ってしまうのでは?
と紫の上の中で何かが崩れていきます
完全に私、紫の上の側についてます 笑
一夫多妻制って・・女性に選択肢はないじゃん( ̄^ ̄)


肌色は私の親指 笑

紫の上の心の声
私の中で何か砕けてしまったものがある
それをあなたはお気づきにならないのね

あさきゆめみし   大和和紀さんより

26歳下の妻女三宮、幼くて源氏は物足りない
ここからが、苦悩のはじまりなのです
源氏は自分の宿業を知ることになります

しかし、こんな時にも以前源氏が須磨流罪の原因となった朧月夜(おぼろづきよ)に会いに行きます
もうね、かってにやって〜( ̄^ ̄)

その他にもその女三宮を源氏の息子の友人柏木が垣間見てしまう、成人した女性は男性にお顔をみせてはいけないの、それなのに偶然みられてしまって・・
そこから全てが狂っていくの
それは次回だけどね

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源氏の女性の振り返り、今日は花散里
登場回数は少ないけど
源氏はごくたまに思い出したように尋ねます
源氏の久しぶりの訪問に花散里の言葉

訪問してくれないとのうらみを聞くよ、との源氏に
「まあそんなこと、こうしておいで下さるのが
嬉しくてたまりませんのに」

たまにしか来ないのに?と言われると
「つぎをお待ちする楽しみになりますもの」

疲れている源氏に
「いつまでも溶けぬ氷も  いつまでもほぐれぬつぼみもありませんわ」




源氏ミュージアム内

源氏と花散里はドラマチックなドキドキの場面もなく源氏は疲れた時にふっと花散里に会いたくなります
そんな癒しの存在、夏の御方、東の御方と呼ばれる
他の女性からも頼られていたみたいです
源氏は花散里を恋愛を超えて人として信用していた
だから、自分の息子の夕霧、玉鬘(たまかずら)の教育係になったのでしょう



そんな関係も素敵と思うのです
人としての最も信頼の繋がり
疲れた時に逢いたくなる人
ふっと思い浮かぶ表情
振り返ったらそこにいそうな錯覚
「頑張れ〜」と聴こえて来そうな感覚

今日もありがとう
いつもありがとう
風邪ひかれませんようにね


京都で買い物した時に
「おおきに」と言われたのが
嬉しかった
そして、ちょっと照れてしまった←なんで?
娘はバスを降りる時に運転手さんに
「おおきに」と言って降りていった
若い子って凄い(*゚∀゚*)


中味お茶です🍵