ライバル対決
うちの小学校は少子化で各クラス25~30名の2クラス
そのチームの練習が厳しく代表が怖い(実際に厳しく怖いのですが...)の噂で団員が集まりません。
隣のA小学校には野球チームが無いのですが 一番近いうちではなく中学で一緒になるもうひとつの隣 練習時間も土曜日は半日と短く 指導者も優しい(?)B小学校学区のチームに入る事が多くなりました。
我がチームのエース
いとこのお兄ちゃんについて入団したのが1年生でした。
その時代はA小学校からは7人いて団員の半数を占めていました。
でも現在にA小学校から入団してくる子は年々減り 3人
エース君は入団当初から K君というスポーツ万能のクラスメイトを勧誘してくれていました。
しかし その誘いを振り切ってK君は3年生でB小のチームに入団。
そしてそこからライバル対決が始まります。
3年生 2人ともめきめきと頭角を現しますが
上の学年が少なかったK君は4年生でチームエース クリーンナップとして出場します。
天才少年現る?と彗星のごとくデビューし 脚光を浴びます。
うちのエース君は当時はまだ ファーストをやったりキャッチャーをやったり...
打順も7番~9番を打っていました。
K君の活躍をうらやましく思いながらも
寡黙タイプのエース君は 密かに めらめらとライバル心を燃やし続けました。
それを代表が知って
「お前をリーグ一のピッチャーにしてやる。今はそのための体作りだ。走って走って走りまくれ! 飯をドンと食え!」
走って走って走りこみ 下半身の強化 体力の増加
そして体は骨太に 剛速球ピッチャーの条件 お尻はドッシリとしてきました。
5年生 シーズン途中もともときゃしゃな体型のK君は連投でひじを痛めます。
そしてうちのエース君は 剛速球を引っさげて 堂々のピッチャーデビューしました。
その春そして ほぼ一人で投げ抜いて県大会へ上り詰めます。
投球の好調が さらに彼の持ち味パワーヒッティングに拍車をかけ 連盟公式戦では9HR
そして今年 ひじ痛から復活し エースに返り咲いたK君
今日は1年ぶり 直接対決
応援に行ってきます!