皆様方こんばんは。

今日は久しぶりに

古墳の記事を書きます。

この季節は遺跡と古墳の

発掘調査のニュースが出るので

嬉しく楽しいです。

奈良県天理市成願寺町に所在する

マバカ古墳で前方部裾を

確認しました。




マバカ古墳は

西殿塚古墳と下池山古墳と

行燈山古墳と渋谷向山古墳など

大型前方後円墳で構成される

大和古墳群の中にあります。

大和古墳群には細かく分けて

4つのグループがあり

西殿塚古墳を中心とする萱生支群

行燈山古墳と黒塚古墳などが

存在する柳本支群

渋谷向山古墳を中心とする

渋谷支群

そして箸墓古墳を中心とする

三輪支群と4つの支群に

分かれると言われています。

その萱生支群に属します。


全長は約80メートルと
考えられています。
後円部と前方部が
道路によって分断されています。
↑全景
写真は2015年5月のものですので
ご了承下さい。後円部

↑前方部
墳丘は果樹園として
利用されています。
築造時期は西殿塚古墳に
近い3世紀後半あたりと
考えられています。
後円部と前方部の
くびれ部分を調査。
わずかにカーブを描く形で
東西に並ぶ石を検出。
1段目の石は
前方部の裾に据えられた
葺き石の基底石と見られています。
マバカ古墳の形状を考える上で
重要な発見です。
現地説明会は4日に
地元の方対象に開催されたようです😢
見学から9年経とうとしています。
機会あれば見学したいです。

最後までお読み下さいまして
ありがとうございますm(_ _)m