豪華キャスト 豪華なロケで話題になった韓国KBSが制作したアクションサスペンスドラマ。
韓国での初回視聴率は24.5% 平均視聴率は30%を超え 最終回視聴率39.9%•最高瞬間視聴率50.2%を記録した。制作費は200億ウォン(約15億円)で 日本やハンガリーなどで長期海外ロケをしている。
キム•ヒョンジュン (イ•ビョンホン)本作の主人公。国家安全局(NSS)テロ対策チーム要員で コードネームTK1。特殊部隊•陸軍特殊戦司令部第707特殊任務大隊の中士(軍曹)よりNSSにスカウトされた。両親は科学者だが 7歳の頃に事故で失い その影響で以前の記憶を失う。孤児になってからは 聖堂で育つ。特技はあらゆる物を見ただけで覚える瞬間記憶術。軍部の命令で 大学院に向かう最中に偶然出会ったスンヒと運命的な出会いを果たす。ハンガリーにおける北朝鮮の要人暗殺任務後にペク•サンや親友でもある同僚•サウの裏切りに遭い スパイ容疑を掛けられた上 追い打ちを掛けるように 自身を助けるために駆けつけたスンヒの死を目の当たりにする(実際は無事)。その後 NSSからは存在そのものを抹消され 北からも祖国からも追われる身となったヒョンジュンは ペク•サンと祖国に復讐を誓い パク•チョリョン率いる北のテロ組織に合流する。しかし "ドクター"を名乗る謎の人物と知り合ったことにより 秘密結社『アイリス』の存在を知る。また 仇敵であるペク•サンとサウがアイリスのメンバーである事実を知ったことから 同時期にヨン•ギフンに離反したチョリョンやソンファに足並みを揃える形で 当初の目的であった復讐は「打倒•アイリス」へと変貌してゆく。この事実を知ったチョ•ミンホ大統領の支援もあり ソンファらと共に光化門での核テロを阻止する。その後 大統領の恩赦により これまでの「反逆行為」も免罪され NSSに復帰を果たした。
チェ•スンヒ (キム•テヒ)本作のヒロイン。チーム長で コードネームTA1。プロファイリングの専門家。元韓国中央情報部員だったNSS創設者の娘。父はその後大統領暗殺容疑で処刑され(実はこれは表向きで 本当は『アイリス』のボス ブラックとして生きているといわれる)不遇の時代を過ごしている際にペク•サンの援助を受けた。才色兼備で ヒョンジュンとサウを魅了する。温和な雰囲気だが 芯は強い。ハンガリーでの任務終了後も戻らないヒョンジュンの身を案じ 彼の元へ駆けつけるも 車の爆発により離れ離れになる。その後 ヒョンジュンが逃亡に使用した軽飛行機が墜落し 彼が死亡した旨を知り(実際は生存)その事実を受け入れられず NSSを一時休職する。
チン•サウ (チョン•ジュノ)テロ対策チーム要員でコードネームTK2。陸軍特殊戦司令部第707特殊任務大隊の中士(軍曹)より地元の先輩であるサンヒョンによりスカウトされた。ヒョンジュンとは 特任隊の頃からの親友。サンヒョンからの紹介で知り合ったスンヒに一目惚れするが ヒョンジュンとの友情も考え あえて想いを表に出さない。ペク•サンの命令で ハンガリーでヒョンジュンに銃口を向けて以降は 実質的にアイリスのメンバーとして暗躍する。その後 ペク•サンと共に逮捕されるが 護送中 仲間の手によって脱走し 正式にアイリスの幹部となる。しかし 首長のブラックに裏切られ 武装軍団により射殺された。
パク•チョリョン (キム•スンウ)北朝鮮側。チーム長で 朝鮮人民陸軍大尉。ヨーロッパへの留学経験があり 多国語が話せる。南北統一のためなら命も惜しまないほどが 本来は穏健派で 次第にヨン•ギフンに異を唱え始める。ソンファには単なる部下としてだけではなく 時には兄のように接し 常に彼女を気遣っている。当初は 自身の組織に入ったヒョンジュンを訝しがっていたが「打倒•アイリス」という目的で共闘するうちに信頼関係も生まれている。
キム・ソンファ (キム•ソヨン)北朝鮮の工作員。上司のチョリョンの命令には絶対服従する。ハンガリー事件における護衛失敗により 投獄されていたが 復帰後はヒョンジュン追跡の命を受け彼を追うも 秋田でヒョンジュンに命を救われて彼に好意を持ち アイリスの実体解明と陰謀を暴く目的で協力するようになる。
ビック (T.O.P -BIGBANG)秘密結社アイリスの敏腕な殺し屋。組織からの命令で ヒョンジュンを執拗に追う。最先端の武器で武装し 残酷非道 徹底的な合理主義者。任務遂行の為なら どんな手段も選ばない。クラブで偶然を装いミジョンに近づき 時には男の弱さを見せながら彼女を魅了し NSSの機密情報を入手させた後に殺害した。チョン室長を爆殺後 ヒョンジュンとソンファに尾行され 追い詰められる。ゆきを殺され怒りに震えるヒョンジュンにサウらの居場所を吐かせる目的で激しい暴行を受けるも 最後まで口を割らず 隙を見てヒョンジュンを撃とうとしたものの 逆に射殺された。