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二子玉川学園高校、通称ニコガクのヤンキー野球部が今どき珍しい熱血教師•川藤に出会い 甲子園を目指す学園ドラマ。
ドラマのあとその後を描いた映画が公開し完結。

高校生役のキャストの実年齢が高めなのも話題になったが キャラクターにとてもマッチしているためあまり突っ込まれなくなった。



•川藤幸一 (佐藤隆太)•
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二子玉川学園高校 国語教師。2年B組担任。
半年間の活動停止になった野球部の問題児たちに もう一度 夢を見てほしいと願い 顧問を買って出る熱血教師。 大雑把でガサツで思い込みが激しいが 情に厚く世話好きで かなり涙もろい性格。 夢を応援する仕事として教職を選んだが 初めて着任した神田川高校である生徒を思うがあまり殴ってしまい 全治一ヶ月の怪我を負わせた責任を取り辞職。二度と教壇に立てないと諦めかけていたとき 二子玉川学園の校長・村山にチャンスをもらい 再び教壇へと立った。
国語教師らしく ことわざや偉人の名言に詳しく 生徒を諭すときにはそれらを引き合いに出すが ほとんどの生徒はその言葉を理解しようともせず小バカにされている。自身の座右の銘は「夢にときめけ 明日にきらめけ!」。



•#1 安仁屋恵壹 (市原隼人)•
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二子玉川学園高校 2年B組→3年C組。
ピッチャー エース。
ルックス 運動神経ともに抜群の女子にモテるワルで 問題児たちのリーダー的存在。中学時代は元リトルリーグの中心選手で 甲子園出場の夢を持ってニコガク野球部に入部。1年生ながら外野手としてレギュラーを勝ち取ったが 夏の予選大会中に同級生が起こした暴力事件により 野球部は半年間の活動停止に。これをきっかけに 野球への熱い想いを封印してしまう。 
二度とユニフォームは着ないと誓ったが 監督となった川藤とのぶつかり合いの中で 徐々に心を開き 野球への想いをよみがえらせ 甲子園出場の夢を再び抱くことに。不真面目で適当に見られがちだが 芯は強く 野球部の中でいちばん頼りにされている男。


•#4 御子柴徹 (小出恵介)•
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二子玉川学園高校、2年B組→3年C組
キャプテン セカンド。
甲子園で声援を浴びる高校球児に憧れ 小学生の頃から野球を始めた。中学でも野球部に入部したが3年間ずっと補欠で ついたあだ名は「球拾い大臣」。それでも野球が大好きだったので ニコガクへ進学すると迷わず野球部へ入部。だが 暴力事件による活動停止以来 不良の巣窟となった野球部ではパシリをさせられるばかり…。 部員の中でいちばん「野球部復活」を望んでいたが 再開する気配もない部に絶望し転校を考えていたとき 川藤が着任。「一人でも野球をやりたいと願う生徒がいるなら力になる!」との言葉に心を動かされ 最初にユニフォームへ袖を通す。頑張る奴は嫌いじゃない と言う。努力家の性格を川藤に見込まれ キャプテンに大抜擢される男。



•#5 新庄慶 (城田優)•
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二子玉川学園高校、2年B組→3年C組。
サード
喧嘩が強く 安仁屋と並ぶ不良グループのツートップ的存在。小学生の頃に両親が離婚し寂しい思いをしたため 中学では友だちを求めて野球部へ入部。野球部のメンバーを唯一の仲間だと思っているが 川藤の影響により変わっていくメンバーを見て 仲間の絆が壊れることを恐れて御子柴たちに制裁を加えるが その事件以来 孤立することに…。寡黙で不器用だが 本当は仲間想いの男。



•#2 若菜智哉 (高岡蒼甫)•
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二子玉川学園高校、2年B組→3年C組。
キャッチャー。
メンバーを盛り上げるムードメーカーとしての素質を買われてのポジションであった。密かに続けた特訓に加え桧山の協力もあり 努力の結果恐怖心を克服する。それから安仁屋の速球を受け続けていたこともあり速球に強くなり バッティングセンスが開花した。
小学校時代に東京から鎌倉まで逆立ちで横断することに挑戦する少年としてテレビで取り上げられたもののすぐに挫折した経験があり 以来あらゆる物事に対してどこか逃げ腰になっていたが 川藤との出会いで成長していく(偶然にも 川藤が教師の道を目指すきっかけとなった「とある番組の少年」で その少年が若菜だと知り 結果を知っても感謝している)。キレやすさも野球部一であったが 精神面でも成長したために 逆にみんなをなだめる場面も多くなった。



•#3 湯舟哲郎 (五十嵐隼士)•
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二子玉川学園高校、2年B組→3年C組。
ファースト。
笹崎戦ではスイングして一回転したバットにボールを当てヒットにしたこともある。打順は基本的に8番(川藤いわく大穴の打順)。バッティングフォームが独特で バットを長く持って大きく構える。「にゃー」という掛け声が口ぐせ。チーム一のビビリでもあり 特に初期の頃は新庄や安仁屋を恐れるなど やや格の低い場面が見られた。桧山とは仲がよいが 意見が分かれて喧嘩になる時もある。バカ正直な面があり天然である。



•#9 岡田優也 (佐藤健)•
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二子玉川学園高校、2年B組→3年C組。
レフト。
川藤によると選球眼がかなりよいとのこと。特徴的なドレッドヘアはストリートファション誌の人気モデルを参考にしている。連載初期は他の部員同様 粗暴なキャラであったが 個性をつけるためか 冷静で落ち着いたキャラへと変貌し 他の部員をたしなめ諭す場面が見られた。成績もそこそこよいようで テストで合格ラインは余裕らしい。新庄と仲がよいようで 2人で行動する場面も見られる。



•#6 桧山清起 (川村陽介)•
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二子玉川学園高校、2年B組→3年C組。
ショート。
打球勘が良く守備がうまいが 一方で打撃面はミートが大の苦手だったが 猛練習の甲斐あってか 練習試合でスリーランホームランを打つこともあるなどの成長を見せた。一本気な性格でキレやすさは若菜に次ぐが 仲間のために馬鹿にされても我慢したり叱責された相手選手をさり気なく励ますなど 熱い心の持ち主。湯舟とよく行動を共にする。1球勝負では濱中太陽に勝ったものの 平塚には負けている。



•#8 関川秀太 (中尾明慶)•
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二子玉川学園高校、2年B組→3年C組。
センター。
不良時代に万引きを繰り返しても逃げ切るほどの俊足の持ち主で 足が速く50m走は5.6秒。100mは調子がよい時で10秒台をたたき出すこともあり 陸上部のスカウトに揺れたこともある。長打力は全くないが ボテボテゴロでもほぼ確実に塁に出る等 足の速さを生かしたバントヒットや盗塁や一気にホームスチールを決める行為等は相手チームにとってかなりいやらしい存在である。逆立てたヘアスタイルにプライドを持つが(打席に立った際 ヘルメット着用を拒んだほど)立てているときはまだ本気モードではない。



•#7 今岡忍 (尾上寛之)•
二子玉川学園高校、2年B組→3年C組。
ライト。
打順は基本的に9番。長打力に欠けるものの チームで1 2を争うほどの器用さを持ち 本来のポジション以外をそつなくこなしたり バントや盗塁を行うこともある。重要な局面で活躍している描写は少ないが 意外性のある活躍を見せ 特に体を張ったプレーが光る。試合中には冷静さも持ち合わせており 目黒川での練習試合では 江夏のピッチングで他のチームメイトが慌てていても 打てる球には「普通の打ちやすい球だった」といってヒット性の当たりを打ったり 守備が乱雑なのを見て盗塁を決めたりしている。投げる時の「ふよ」という掛け声が特徴。目黒川の河埜からも「こいつだけは何考えてるのか全く読めない」と思われるほど。
平塚とは中学時代から仲が良く「平っち」と呼んだり 平塚の暴走を止めている場面が多い。穏和でのらりくらりとした性格で 独自のキャラクターを確立させている。また一時期平塚に誘われコーラス部に入部していたが 居心地の悪さから野球部がいいと感じ 平塚と共に野球部に復帰した。



•#10 平塚平 (桐谷健太)•
二子玉川学園高校、2年B組→3年C組。
サード。晩年補欠のムードメーカー。
二塁・遊撃など様々なポジションにつく。スタメン出場時はほとんどの打席で空振り三振し 守っては平凡なゴロをトンネルするなど お世辞にも野球センスがあるとは言いがたい上に ニコガクの三振王しかし 代打で登場した時は必ずといってもいいほど値千金の一打を放ち 特に頭部付近に来たビーンボールには防衛反応が働き異常に強い。同様に守備でも信じられないファインプレーを見せることもあり トリプルプレーを演出したこともあり 攻撃・守備の両面で火事場の馬鹿力タイプ。川藤も他の部員も「ニコガクの秘密兵器」として あまりの非常識ぶりにあきれつつもその秘めた力を信頼している。同様に妙なところで観察力に優れ 目黒川高校との練習試合の際は安仁屋の投球のクセを誰よりも早く見抜いていた。
性格はバカの一言で片付くほど単純。三塁コーチスボックスに座布団を持ち込んだり昼休みで校内の茶道教室の押入れの中でパンツ一丁で布団の中で寝るなど 非常識な行動が目立つ。八木に思いを寄せているが 全く相手にされていない。濱中の一件より 多少虚言癖がある。コーラス部に所属していた八木を追い「時代はコーラス部」と言いつつ一時はコーラス部へ転部。しかし八木が野球部へ転部すると あっさり野球部に復帰した。今岡からは「平っち」と呼ばれているが本人は気に入らないようである。後に赤星からは「平っち先輩(さん)」と呼ばれる。川藤曰く「意外性の男」。口癖は「いぇい」。中学時代はロン毛だった。



•#11 赤星奨志 (山本裕典)•
映画からのキャラクター。
学年は安仁屋らの一つ下。9つのポジションすべてに就くことができ ニコガク唯一のユーティリティプレイヤー。打順は3番。左利き。自称天才 ビックマウスで常に相手を見下した態度をとるが 相応の実力を持ち陰で努力も怠らない。
元々メジャーリーグを目指しているため 甲子園が目標である高校野球には興味がなく 多摩川体育大学の野球部で練習していた。笹崎など様々な高校のスカウトが来たにも関わらず ニコガクには野球ではなく英語を勉強する目的で しかも「近いから」という理由で入学した。
ニコガク野球部の練習に参加しようとしなかったが 御子柴にかばわれ 彼が怪我で戦線離脱した際に加わり やがて彼らの背中を追い始める。安仁屋の背番号を狙っているが 安仁屋の芯の強さに尊敬しているところもある。




•濱中太陽 (石田卓也)•
映画からのキャラクター。
学年は安仁屋らの一つ下。負傷者が出たときに途中出場する(練習試合ではスタメンで出ることもある)。しかし 練習をろくにしていないので凡フライも捕れない。平塚の後輩で 中学時代に親父狩りをしようとしたが 間違えてヤクザを相手にしてしまい返り討ちに遭っていたところを平塚に助けられたことにより(実は濱中の勘違いだったのだが)平塚の子分となり平塚を神のように崇めていた。平塚の真相を知ったあと しばらく部活に来ようとしなかったが 一生懸命練習する平塚をみてニコガク野球部員達を尊敬し 帰ってきた。以来平塚の真似をするようになる。
しかしやる気が行動に結びついておらず 口だけは達者だがタバコは吸う 練習はしないそのうえ軽率な言動でたびたびチームを窮地に追い込む。それでもニコガク野球部の先輩たちに少しずつ感化され 成長する一面もみられる。



•八木塔子 (村川絵梨)•
マネージャー。安仁屋とは幼馴染。当初はコーラス部に所属していた(本当は野球部に入部したかったのだが 安仁屋に「恥ずかしいから」と制止されていた)。野球部が活動を再開したのを機に 野球部に転部した。中学時代もマネージャーを務めていたため野球に詳しく 当初は野球音痴である川藤の突っ込み役だった。外野手用のグローブのままピッチャーを務める安仁屋のため ピッチャーグローブの購入費用を捻出しようと 本来は禁止されているアルバイトをするなど、安仁屋には幼馴染以上の思いを寄せている。中学のとき安仁屋と「甲子園に連れて行く」という約束を交わしていた。