

•美南恵 (志田未来)•
かつて中学受験期時期に、瞬間記憶能力のことで陰口を言われて登校拒否になっていた過去を持つ。
•天草流 (山田涼介)•
学問、格闘技、スポーツなど様々な分野に長けていて、日本の私立小学校を卒業後、アメリカに留学してジュニアハイスクール、ハイスクールをともに飛び級で1年で卒業しており、アメリカの大学の入学資格を持っている「天才」。
実は犯罪組織「冥王星」の首領キング・ハデスの孫にあたり、そのことで本人も悩んでいる。
性格は基本的には冷静だが内面には繊細さ、もろさもある。連続ドラマでは、クールな皮肉屋で他人とは常に一線を引いている一匹狼として描かれている。8話でQクラスのメンバーと心が打ち解けはじめてみんなの前で笑った。
「棲龍館殺人事件」にて、キング・ハデスは傍系の祖父で、直接血を分けた縁者ではなかったことが判明した。母親は5歳の時点ですでに他界、父親は自殺に見せかけ殺害されたと思われていたが、実際は催眠暗示をかけられ監禁されていただけであった。
•鳴沢数馬 (若葉克実)•
•遠山金太郎 (要潤)•
遠山の金さんの末裔。頭はそれほど良くないが、運の良さ・直感・運動能力(剣道四段・柔道三段・空手三段の合わせて十段に加え水泳、陸上でも数々の賞に輝いている)視力(4.0 本人曰く縄文人並)嗅覚(本人曰く犬並み)は抜群。特に勘はババ抜きを十回やって十回ともトップになるほどでこれがリュウの誤推理を諭したこともある。「遠山流隠密術」という江戸時代から続く秘術を継承しているが失敗も多い。
Qクラスの中では他のメンバーのボディーガード的な存在である。性格は明るくムードメーカー的存在で正義感が強い。作中未登場だが三人の姉がおり いずれも警察関係のキャリアである。なお、父親が警視正なのにも拘らず勤労学生なのは、父親に学業の出来の悪さについて言われ、それに反抗して家出し、一人暮らしをしているためである。
推理力はメンバーの中ではドンケツで特別宿題が出されたり数馬に助けを求めてしまう事もある。
連続ドラマでは服装も口調も普通で町の不良のまとめ役であり何人か舎弟が居る。昔は仲間とトラブルシュートをしていた。顔が広く、そこから情報収集を行うこともある。
•ケルベロス (鈴木一真)•
「冥王星」幹部。催眠術を得意とし 人間心理や変装術にも長けている。また 一度読んだ本の文章を丸暗記できるほど記憶力にも長ける。プライドが高く、キング・ハデスに忠誠を誓っている。13歳 - 14歳の一年間、かつてメグが在籍していた国立能力開発研究所にいた過去を持つ。
「冥王星」が完全に壊滅した後は天草寂を解放して姿を消すが、プレミアムのラストシーン直前で登場し活動を再開する事を仄めかす発言をしている。
ドラマでは「ンフッ」と笑ったり「七つの子」を口笛で吹く癖(しかし音痴であるため、よく音をはずす)が付加されているほか、変装の際特殊メイクをしないなど設定が少し変更されている。また 自ら事件に介入する、8話でキュウをマンション住民に催眠を掛けて殺そうとする、原作でのタナトスのように独断で行動するなど原作とかなりかけ離れた設定が追加されている。
最終話では七海に顔を殴られた挙句歯を折られ、捨て台詞を吐いて逃走。なお原作では七海に司法取引を持ちかけられた際に 自分は殺人教唆だけで大した罪は犯していないと語っていたが、刑法では教唆犯も正犯と同等の刑を科するため、大罪である。
•ユリエ (奥貫薫)•
「冥王星」の工作員。リュウの母親「天草時絵」として振る舞うが、実際はリュウの監視役である。リュウが家出してキュウの家に居候した後は本拠地に潜んでいた。また、独断でメグの家にピッキング泥棒を差し向けたり、ハブを使ってメグの命を狙ったことがある。「冥王星」壊滅時は警察の手を逃れたらしく、プレミアムにおいてケルベロスと共にいる場面が描かれている。
ドラマではケルベロス同様リュウの行く先々に現れては、事件から手を引くよう警告するなど、原作よりも行動的。また、連城暁の唯一の弱点であったキュウを誘拐させるよう命じた張本人となっている。最終話では本拠地に警察が迫る中で残留し祈りを捧げていた。
•七海光太郎 (山本太郎)•
団の死後は、正式に学園長に就任した。
•団守彦 (陣内孝則)•
「冥王星」の首領キング・ハデスこと黒王星彦とは中学の同級生であり親友だったが、中学で起こった爆発事件の際彼を犯人と疑ってしまい(本当に星彦に故意が無かったかどうかは不明だが)信じきることが出来なかった事を人生最大の悔いとしており かつての自分達とまったく同じ関係であるキュウとリュウに自分と同じ過ちを繰り返させないためにキュウにメッセージを送っている。