「氷上の格闘技」といわれるアイスホッケーに情熱を燃やす青年の奮闘をメインに それに絡むOLとの恋愛模様 また選手との人間関係をリアルに描いた「スポ根(スポーツ根性モノ)ラブストーリー」

キャッチコピーはLove & Fight

•里中ハル (木村拓哉)•

実業団のアイスホッケーチーム・ブルースコーピオンズのキャプテン。ユニフォームネーム"HALU"。背番号9。
プライドが高く、恋愛をゲームに見立てて真剣に人を愛そうとしないのだが、亜樹に会うことで変わっていく。口癖は「maybe」。
幼稚園のときに蒸発し家を出て行った母のトラウマからか 女性が苦手。ゲームでしか恋愛ができなかったが 亜樹に出逢ったことでいつしか変わっていく。
亜樹が待っていた夏川が帰ってきて 彼がDVをふるったと知り 亜樹を思うあまり夏川に暴行を加えてしまう。逮捕され留置所に入れられたが 亜樹が夏川に告訴の取り下げを頼んだことで釈放される。
面会時 兵頭から[自分と安西はハルをNHLマディソンスクエアガーデンのセンターに立たせることを目指していた]そのために兵頭は日本に戻ってきた という話を聞く。条件はチャンピオンチームであるグリーンモンスターに勝つこと。
ハルがカナダ行きを決めてブルースコーピオンズでの最後の試合のとき 頭を打って倒れるが そのとき氷の女神に出逢う。屈強なグリーンモンスターのディフェンスを破り 見事優勝してカナダへ旅立つ。
NHLの厳しいテストに合格し マディソンスクエアガーデンでの背番号11をもらう。
その後一時帰国し 亜樹のいるスケートリンクに姿を現した。
•村瀬亜樹 (竹内結子)•
ブルーテクノインターナショナルのOL。
ニューヨークに行ったきり音信不通の彼氏を2年ものあいだ待っている[古き良き時代の女]。
親友の百合と知佳からは 新しい恋をしろ 夏川は帰ってこないと散々言われているが動じない 一本筋の通った女性。ふたりに連れられ観戦したホッケーの試合で ブルースコーピオンズの面々と出会う。
大和とは同じアパートの住人で 近所の定食屋さんやコインロッカーでよく話す仲。百合とケンカしたときなどは乗り込んでいって情報を聞き出すなどしている。
夏川がハルを許し ハルがカナダへ旅立ったあと スケートリンクへ通い始める。
•堀田大和 (坂口憲二)•
スコーピオンズのゴーリー(ゴールキーパー)で背番号13。
見た目とはうらはらに 恋愛には超奥手。まじめで優しく ハルに憧れている。
ハルの高校の後輩。ともにホッケー部だったが ある事情により退部に。ふたりで自主練をしていたところを安西にスカウトされる。
何事にもまっすぐで熱くなりやすい[古き良き時代の男]。
はじめて百合を送ったときたまたま友則の車を借りており 彼女にお金持ちだと誤解されたまま月日が流れる。所有書を見てしまった百合が嘘に気づき大げんかする。
デパートの御曹司でグリーンモンスターのセンター山本と百合のことで揉めて デパートのエスカレーターから転落。アイスマンとして復帰は難しい大怪我を負うが 気迫に満ちたリハビリで最終戦のリンクに立った。
•相澤百合 (中越典子)•
亜樹の親友でブルーテクノインターナショナルの受付嬢。
母親がお金で苦労したことから 付き合う相手の経済力を重視する。料理や片付けが得意とつい見栄を張ってしまうが ほんとうに得意なのは人をけなすこと。
大和の嘘に傷つき ゲームで恋愛している亜樹とハルのことにもやきもきし 一時亜樹とはケンカ状態になるがやがて和解。夏川と別れた亜樹を応援するように。
大和とケンカし少しの間山本と付き合うが 向こうに婚約者がいたことで大和と仲直り。必死でリハビリをする彼に付き添っていた。
•石川知佳 (MEGUMI)•
亜樹の親友でブルーテクノインターナショナルのOL。
恋多き女で 出会ったその日に持ち帰られてしまう軽い性格。
チーム内で友則とバカップルとして通っており 目立ったケンカもなく平和に過ごしており その分亜樹や百合に世話を焼いている。
ハルと正反対のタイプである穏やかな夏川なら亜樹を幸せにできるのではないかと感じているが ほんとうのところはハルとうまくいってほしいと思っていた。
ハルが一時帰国して無事にくっついたふたりを見て心から祝福した。
•島村真琴 (佐藤隆太)・
スコーピオンズの選手。背番号77。
ハルのことをとても慕っている。明るいチームのムードメーカー。
天真爛漫なキャラクターで、周囲の墓穴を掘ることも多々ある。
ハルを兄貴と呼んで慕うチームの弟分にしてムードメーカー。リアクションは常に大きめで 表情がころころ変わる純粋な心の持ち主。
3話でチームからのリストラの候補にあがり ハルにも愛想を尽かされたと思っていたが 復帰の条件だったワンアシストを見事あげてチームに復帰する。
ハルと亜樹 大和と百合 友則と知佳という3組のカップルと一緒にいることが多く それぞれうまくいってほしいと思っている。
ハルのカナダ行きを誰よりも寂しがった。だが最終話で 憧れのハルからの置き土産として新しいユニフォームを見つける。それはハル自身がつけていた背番号9だった。ネームはMAKOTOとなっており 泣いて喜んだ。友則いわく 真琴がハルと大和の約束であったシーズン中は酒タバコをやめる ということをひそかに実行し夜中にひとりで自主練をしていたことをハルは知っていた とのこと。
•池上友則 (市川染五郎)•
ハルの理解者であり同期で息ぴったりな親友コンビ。チームの副キャプテンとしてよき兄貴分としてチームを見守っている。また喧嘩っ早いハルをなだめたりもするリンクの上でもリンクを離れても欠かせない大黒柱。背番号18。
性格は軽く女性とたびたびトラブルを起こすが ハルも認める真のアイスマン。
裕福な家庭に生まれたが 待遇はよくなかったため お金があっても幸せとは限らないと言っている。高級車を持っており 大和によく貸している。最初は貧乏人と嘘をついて知佳と付き合っていたが いつからか知佳も知っている。最終話でのスケートリンク貸し切りをした。
•安西容子 (石田ゆり子)•ブルースコーピオンズの元コーチ安西の未亡人で ハルの憧れの人でもある。ゲームでしか恋愛できないハルを心配している。
釈放されたハルの迎えに行った。
大和の見舞いに来た亜樹と出会い 食事をする仲になる。一回亜樹と会ってみたかったといい ハルと夏川のあいだにいる彼女を心配する。
最終話で ほとんど目が見えなくなった兵頭を支える決意をする。
•兵頭雄一郎 (佐藤浩市)•
安西の後任としてチームに合流したコーチ。安西のホッケーを重んじるハルとはことごとく対立していたが 兵頭自身はハルの才能を認めていた。氷の女神のことやNHLのことなど 自分と安西が成し得なかった夢をハルに託す。
グリーンモンスターのスカウトと受けており 試合前にハルの癖を書いたメモとビデオを渡し彼の動きを封じる。すべてはハルを覚醒させるためだった。
グリーンモンスターのスカウトを断り ハルがカナダへ旅立ったあともチームに残る。
ハルがカナダのチームでつけている背番号11は 現役時代ブルースコーピオンズでプレイしていた兵頭がつけていた番号(ちなみに安西は16番だった)。
放送期間 2004/1/12 ~ 3/22 (全11回)
1. 愛と青春の絆
2. 孤独に負けない強さ
3. 美しきリーダーの形
4. 男の友情と女の意地
5. 心の傷
6. 母へ
7. 波乱
8. 悲劇
9. 号泣
10. 希望
11. 愛という名の誇り