メインキャスト5人がその後ブレークした永遠の夏の青春物語。最終回は2時間スペシャル。
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•水嶋泳吉 (市原隼人)•
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男子シンクロ部部長。
東大合格者を多く輩出する名門進学校であり、水泳でも実績を残している東京都立青葉高校に在学していたが、水泳部では誰よりも遅い補欠の補欠で後輩からも亀だとばかにされ、勉強でも落第しそうになったため、祖父の家の近くの姫乃高校に転校する。
姫乃高校の生徒には勉強もスポーツも万能なすごい人間だと勘違いされるが、泳げない洋介の代わりに出場した第12回県知事杯高校水泳大会で化けの皮がはがれてしまう。大会で不祥事を起こし、父親である泳太郎からアメリカへ来るよう説得され、一時は姫乃高校から去ろうとするが、思いとどまってシンクロをすることを決意。
シンクロ部の部長としても、1人の人間としても、逃げずに先頭に立って積極的に行動していくようになる。そこからは、父親から見放されたため、何とかして認められたいという姿勢が終始うかがえる。


•山本洋介 (中尾明慶)•
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男子シンクロ部副部長。
パン屋の息子で、高校卒業後はパン屋を継ぐため、高校時代の思い出として何かを残したいという気持ちがあり、泳吉が転校してくる前から野球部やサッカー部、バレー部などの男子運動部の設立に取り組んでいた。泳吉らと共にシンクロ部で活動するも、全校発表会の直前でケガをしてしまう。周りからはヨワ介と呼ばれることもあるが、夏休み明けの校内模試では20位という結果を残している。
実家のパン屋は火の車で、その上母親も過労で倒れたことにより、学園祭公演を前にシンクロ部退部、姫乃高校退学を申し出る。しかし、母親の「友達を大事にしなさい」という説得により高校を続けることを決意。栞に恋しているが、泳吉との関係を羨んで見ているだけで終わってしまう。泳吉の正体を知った後も、泳吉に対する救世主という眼差しは最後まで変わらなかった。
将来の夢は修業を積んで、母親と一緒に新たな山本ベーカリーを作ること。



•川崎仙一 (斉藤慶太)•
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泳吉、洋介のクラスメートで吹奏楽部の元幽霊部員。
あまりにいい加減な性格から狼少年と呼ばれ、泳吉が転校してくるまでは洋介しか相手をする人間がおらず、その洋介からも信用されていなかった。
設立されたシンクロ部でも、BGMの生演奏をコンクールが間近に迫った吹奏楽部に要求しに行きティンパニーを壊すという事件を起こし、シンクロ部を辞めて責任逃れをしようとする。しかし、最終的にはティンパニを探そうと努力し、吹奏楽部に謝罪した。そして吹奏楽部の幽霊部員を卒業して、シンクロ部を続けることになる。
後に入部する佐野とは梢を巡っての恋敵であり、そのことから加代(浅見れいな)のウェアやスパイクの入ったバックを紛失する間接的原因を作ってしまう。
気分屋な面は変わっていないが、泳吉に出会って自分を変えていこうとしている。


•岩田巌男 (小池徹平)•
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2年生で生徒会の書記。周りからはガンちゃんと呼ばれている。
生徒会長の加代に恋心を抱き、何でも言うことを聞いていたが、シンクロ部にラブレターのことを知られてしまい告白しようとするも「引っ張ってくれる人がタイプで、ガンちゃんは妹みたいな存在」と加代が話しているのを聞いてしまい告白を諦める。それでも泳吉に促され気持ちを加代に伝えた。
加代に振られてからは生徒会と陸上部のマネージャーを辞めてシンクロ部に入部。言うことを聞いているだけの自分から脱却し、男らしくなろうとしている。シンクロ部が姫乃高校で公演を行うため、さらに姫乃高校を男女平等の学校にするために生徒会長に立候補するも、鬼怒川照江に敗れる。
将来の夢は漫画家で、自分の体験に基づいた『飛び出せ会長!』という漫画を描いており、シンクロ部をテーマにした話も書くと泳吉に対するビデオレターの中で述べている。



•佐野秀樹 (木村了)•
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1年生。スーパーサンオーの社長の息子であり金持ちのため取り巻きが多く ちゃっきりガールズというバンドを組んでいる。スッポン恐怖症で、そのことにより洋介にケガを負わせてしまう。責任を果たす男と自負しており、全校発表会までの一時的な入部をするが、シンクロをただのお遊びとして真剣に取り組んでいなかった。
その発表会も亀吉の連れてきたアカミミガメの「あけみ」をスッポンだと思い、大惨事の呼び水となってしまう。
その後 大手スーパーのマルヨーが姫乃地区にショッピングモールを建設する計画を発表し、スーパーサンオーのショッピングモール化計画が頓挫。取り巻きがいなくなってしまう。一旦はシンクロ部から離れるも泳吉たちが本気であったことに気付き、正式にシンクロ部に入部。
将来の夢はスーパーサンオーを全国区に広め、県知事選に出て、地元の発展に貢献することである。



•矢沢栞 (石原さとみ)•
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本作品のヒロイン。吹奏楽部部長でクラリネットを担当。
以前から姫乃を抜け出して東京で音楽をやっていくという夢を持っていた。しかし音楽に興味を持つ契機となった女性演奏者に才能が無いと言われ、その夢を諦めて吹奏楽部も退部する。
それでも泳吉の置き手紙によって退部を撤回し、全国吹奏楽コンクールまで音楽を精一杯楽しんで、地元の国立大学に進学すると決める。
しかし父親の明(小日向文世)に自分の行きたい道に行くことを勧められ、コンクールで入賞すれば音大進学を認めてもらうことにした。落石事故によりコンクールには出場できなかったものの、両親と泳吉によって音大に進む決心をする。



•北川梢 (鈴木えみ)•
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栞の親友。吹奏楽部でティンパニを担当。
泳吉に好意を寄せており シンクロ部に対して差し入れ、公演場所の提供などのあらゆる協力を行った。泳吉に亀のキーホルダーをお守りとして渡す泳吉の気持ちが自分に向いていないことを悟る。そして学園祭公演の前にキーホルダーを返してもらい、涙ながらにそれを捨てた。




•早乙女聖 (金子貴俊)•
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世界史担当の臨時教師兼男子シンクロ部顧問。生徒からは乙女先生と呼ばれている。
男女共学への移行の際に閉鎖された姫乃高校のプールを見ては気落ちしていたが、洋介が水泳部を設立したいと言い 顧問に立候補した。臨時教師という立場ながらもシンクロ部のために尽力し、不祥事の責任を一手に引き受けるという生徒思いの教師で、その姿勢が認められ、1度は蹴った県立緑ヶ丘高校の本採用を再度要請された。そしてシンクロ部の学園祭公演を最後に姫乃高校を退職することになった。



•大原夏子 (山口紗弥加)•
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英語担当の教師兼陸上部顧問。
かつてはシンクロの選手で全日本選手権チーム部門第3位の実力者だった先輩である芦川のドーピングが発覚してからは、彼女にドーピングをさせたであろう粕谷を嫌っていた。それが思い違いであることを知ると 粕谷と和解し、早乙女からシンクロ部の顧問を引き継ぐことを決めた。



•粕谷耕造 (佐野史郎)•
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男子シンクロ部コーチ兼喫茶店「琴八」のマスター。
100m平泳ぎ元日本記録保持者で、シンクロコーチに転身してからは芦川や夏子らを指導した。その当時は勝利至上主義で、それは芦川が自分でドーピングをするほど追い込んでしまうものであった。その件を自己責任と感じ、全ての罪を背負ってシンクロ界から去った。
シンクロ部に対しては、初めは水族館館長から借金をするための労働力としてしか見ていなかったが 徐々に彼らの純粋さ・ひたむきさに触れ「勝つこと」以外の大切なものを思い出す。



放送期間 2004/7/6 ~ 9/14 (全12回)

1. 救世主がやってきた!?

2. ウソつきの仲間

3. 伝えたいキモチ

4. 新たな決意

5. 自分で決めたこと

6. あきらめない

7. 先生のための嘘

8. それぞれの夢

9. 大事なのは、今

10. 退部届

11. 32人の救世主

12. 忘れられない夏 ~旅立ちのとき~