チェ・ミンシク&ユ・ヘジン&ユチョン「今年の映画界の中心は男だった」
2014年映画界は一言で「男」であった。興行王から新人俳優まで、俳優の活躍と発見が主な一年だった。韓国映画の最高興行作が誕生し、除隊した俳優たちが帰還を知らせ、実力派新人が登場した。しかし、この栄光には、女優が入り込めるところが大きくなかったという残念な気持ちが強かった。
■演技の神・興行王:チェ・ミンシク
今年は『鳴梁(ミョンリャン)-渦巻く海』(キム・ハンミン監督)の主演を務めたチェ・ミンシクの一年だったといっても過言ではない。歴史的英雄である李舜臣を演じた彼は、1761万人(映画振興委員会)あまりの観客を動員して韓国映画興行史を新たに塗り替えた。当初話題を集めた夏の大戦で最終的な勝利を収めたのはもちろんのこと、そのシンドローム級の人気は、人物時代劇映画に再び明かりを照らしたのと同時に、映画の時代 – 社会的な役割についての議論にもつながった。チェ・ミンシクは個人的に初めて、動員数一千万映画で主演となった。
■重要人物:ユ・ヘジン
ユ・ヘジンは、今年の映画界で1つのカテゴリに別に分類するだけある。今年、興行4位(韓国映画 – 海外映画含む、866万人、映画振興委員会)を記録した『海賊:海に行った山賊』(イ・ソクフン監督)の興行に大きな影響を及ぼしたのに続き、『タチャ-神の手-』では信頼のもとになった。すなわち、彼は夏 – 秋夕大作で重要人物の役を見事に果たし、再び観客に真価を実感させた。
■映画界の大黒柱:ハ・ジョンウ&カン・ドンウォン&ヒョンビン
『群盗:騒動の時代』(ユン・ジョンビン監督)は、興行成績(477万人)は当初期待に及ばなかったが、ハ・ジョンウ、カン・ドンウォン二人の俳優が映画界の大黒柱であることを見せてくれた作品である。特にカン・ドンウォンは、除隊後カムバック作だったこの作品で真似できない存在感を見せ、本格的に演技活動をしていくこれからをより期待させた。ヒョンビンやはり『王の涙‐イ・サンの決断‐』(384万人)で軍除隊後、安定的な復帰を発表した。
■映画俳優に安着:ユチョン&イム・シワン&T.O.P 今年は映画に挑戦した歌手出身役者たちの活躍が一つの特徴であったといえる。『海霧』(シム・ソンボ監督)のユチョン(JYJ)はすでに第34回映画評論賞、第51回大鐘賞で新人男優賞のトロフィーを獲得して、その演技力を認められた。昨年12月に公開され今年一千万興行を記録した『弁護人』(ヤン・オソク監督、1137万人)のイム・シワン(ZE:A)は、時代的痛みを表現した印象深い演技を披露し、演技ドルの模範の一人になった。T.O.P(BIGBANG)は、映画『戦火の中へ』、『同窓生』に続き『タチャ-神の手-』(カン・ヒョンチョル監督)の新しい主人公になってスクリーンで特有の雰囲気を発散した。
■その他の発見:アン・ジェホン&キム・ウォンヘ
このほかに観客の目を引いた俳優たちがいる。第51回大鐘賞映画祭授賞式で新人男優賞候補に上がった『足球王』のアン・ジェホンは自主映画界で波乱を起こしており、キム・ウォンヘは、夏のビッグ4のうち2作品(『鳴梁(ミョンリャン)-渦巻く海』、『海賊:海に行った山賊』)と、『タチャ-神の手-』に出演して大衆に好奇心を掻き立てる俳優になった。この勢いにのって、MBCバラエティ番組『ラジオスター』にも出演している。一方、イ・ギョンヨンは、今年だけで『弁護人』、『群盗:騒動の時代』、『海賊:海に行った山賊』、『タチャ-神の手-』、『情報提供者』(イム・スンレ監督)、『ファッション王』(オ・ギファン監督)など、さまざまな作品で多彩な助演キャラクターで観客たちに会った。
そして
■女優のプライド:ソン・イェジン&シム・ウンギョン
女優が主人公を務めた映画の成功ケースが多くない一年だった。何よりも、その本数自体が少なかったのが大きいな理由である。それでもソン・イェジンは『海賊:海に行った山賊』で紅一点で活躍し、大鐘賞主演女優賞のトロフィーを手にし、今年865万人を動員し、ボックスオフィスで5位を占めた
『怪しい彼女』(ファン・ドンヒョク監督)のヒロインシム・ウンギョンも女優のプライドを守った。また、『ハン・ゴンジュ』(イ・スジン監督)のチョン・ウヒは多様性映画の制約にもかかわらず、大衆の関心を得て、20代の代表女優として定着した。
http://www.kantamepub.com/cinema/4018/
王の涙、日本公開、ファイティーン!ドラマの撮影、どうだったかな?ヒョンビンの様子しりたいね。