ハイト真露、「ニューハイト」で援助、ビールの名声を取り戻すか
▲トップ俳優ヒョンビンを前面に出した、ハイト真露'ニューハイト'広告一場面(写真=ニュハイトゥ広告画面キャプチャー)
ワールドカップ特需を狙ったビール業界マーケティングが激しくなる中でハイト真露が‘ニューハイト’でビール援助の名声取り戻すことに熱を上げている。
19日酒類業界によれば、ハイト真露は最近、名前だけ抜いて全部変えたハイト リニューアル製品ニューハイトに、マーケティング力量を注ぎ込んでいる。
一般大衆を相手には、トップ俳優ヒョンビンを前面に出して劇場広告とTV広告を大々的にして認知度の底上げに努めている。
遊興市場では、既にハイトを取り扱わない業者に、営業職員を派遣して一対一営業に乗り出していると分かっている。
ハイト真露が、このようにニューハイトを前面に出しているのは、今年、第1四半期下落し売上高のビール市場占有率が低くなったことが、主な原因だったと判断しているためと思われる。
今年第1四半期ハイト真露の売上高は、前年同期比3.3%減の4092億ウォン、営業利益は77.8%減の106億ウォンを記録した。
特にビール部門が、赤字転換して全体実績下落を主導した。 ビール売上額(1645億ウォン)は、17.8%減少して、昨年同期133億ウォンに達した営業利益は139億ウォンの営業損失を見せた。
ハイト真露全体売り上げで、半分に肉迫したビール売り上げ比重も、昨年1分期45.4%で今年37.2%で8.2%p落ちたしハイトビールも2012年1分期37.7%で今年25.2%で2年間何と12.5%p落ちた。
ハイト真露は、麦芽に課される割当関税引き上げによる製造コストの増加と、「ニューハイト」の発売に伴う在庫調整や、新製品の発売に伴うマーケティング費用の増加に応じて、第1四半期の業績が、低下したと説明した。
逆説的に、ハイト真露が、それだけ'ニューハイト'にかける期待が大きいという意味に解釈される。 業界では、ハイト真露が、ニューハイトで、ビール名家の牙城を取り戻す救援投手まで期待しているという裏話だ。最適の滑らかな喉ごしのために、製造工程を調整して、苦味を減らし、アルコール度数を4.3%に調整した。氷点ろ過工法も適用した。 前工程の温度を0度以下に維持させて、最適な状態でビールの不純物を除去して新鮮さを高めた。 ハイト真露は、80年の醸造技術ノウハウを集約して、品質をグローバル水準で高めたとし自信を見せた。
キム・インギュ ハイト真露社長は、“過去20年間300億本以上売れたハイトを、韓国の代表ビールにする為に、名前を除いて全部変えた”として“向上した品質競争力を基に、ワールドカップと本格的なシーズンが続く、今年の夏を市場占有率反騰の機会にする”と話した。
しかし、ハイト真露の希望と違い、市場での反応は容易でない。
既存のOBビールの「カス」に対する一般人の評価が、あまりにも強く、最近のロッテ酒類まで、「クラウド」ビールを出し、ニューハイトのビール市場シェアが著しく大きくはないのが実情だ。
ビール業界ある関係者は、“ハイト真露がニューハイトに球をたくさん入れたし、それにともなう売り上げを期待して事実”としながらも“輸入ビールに対する需要が増加していて、OB カス マニアとロッテ クラウドまで加勢して、ハイト真露が、果たしてこの夏ビール市場で、どれくらい顧客をかき集めるかは、今後を見ること”と伝えた。

http://www.eto.co.kr/news/outview.asp?Code=20140618152452953&ts=162635