ミステリー正祖の死・・・髭の可能性あり?
死亡原因置いて色々な推測乱舞
‘でき物のせい’定説に固まって
鼻腔にある原因菌炎症誘発
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朝鮮は建国からその最後まで、王朝と官吏の激しい覇権争奪戦でした。絶えず持続した権力暗闘に、朝鮮の王たちは血が滲む時間を過ごす場合が多かった、その中の代表格がイ・サン、正に正祖です。
ドラマの定番素材でもある正祖の一代記のうち、正祖1年に発生した精油逆変をモチーフにした映画‘逆鱗’がリリースしました。 映画の内容より、ヒョンビンの復帰作で関心を集めると、監督、他の出演陣は少し寂しいことでしょう。 映画‘逆鱗’には、綺羅星のような俳優が、あちこちに布陣しているが、派手な出演陣に比べて、そのシナジー効果が生ぬるく見えて残念です。
史劇ドラマ茶母(タモ)で実力を検証した監督イ・ジェギュの野心に充ちたデビュー作でもある、映画‘逆鱗’が、TVドラマで製作されたとすれば、出演俳優の比重だけでも、視聴率上位圏を席巻したでしょう。 映画‘逆鱗’は、球をたくさん入れた跡があちこちに見えます。 時代的状況に合わせた服飾の再現と歴史的な事実に虚構のキャラクターをよく結合した細心さが伺えます。
しかし、2時間を越えるランニングタイムが足りないほど、数多くのキャラクターと絶え間ないエピソードは映画の力でもある没入を邪魔します。 ビュッフェレストランのような気がしました。 美味しく整えられ食べ物も多くてゴージャスだが、腹がいっぱいに食べたら、何を食べたのか良く思い出さない場合の話で。
それでも映画が終わって、確かに頭の中に残るのは強烈だったヒョンビンの背中筋肉です。 スターの力が発揮される瞬間です。 上体を脱いで腕立伏せをする彫刻のようなスタイルの王、歴代の王様の中に、最も強烈な印象を残すと期待されます。
●毒殺説、でき物による死亡が定説に固まって
フィクションといっても、史劇は歴史的事実に基づいて見たら、劇的な反転を期待しにくいです。 映画‘逆鱗’も、正祖が死なないという歴史的事実に、映画の緊張度が落ちるのは仕方ないか見ます。
正祖は精油逆変を体験して生き残ったし、その後にも、何回殺害威嚇を耐え抜いたが、結局49才で突然に死亡します。 正祖の死亡を置いて惜しむ人が多いです。 朝鮮のルネサンスという程、開放と改革を成し遂げた時代、正祖時代がもう少し長かったとすれば、近代化で日本に先んじる結果があったことで、日帝強制支配や分断の歴史を避けた場合もあったこと、ともします。 たとえ仮定だが、物足りなさが残る歴史の一コマです。
正祖の死亡原因を置いて、色々な推測が多かったです。 老論の領収である正巡王侯の扇動による毒殺という説もあるが、結局は、背中に出た’でき物’が定説に固まっています。 朝鮮王たちの死亡原因のうちに、相当数を占めるのが、でき物です。 癌や心血管疾患でなく、皮膚炎症で死亡したとのことです。 今は、でき物が悪化して死亡したといえばニュースに出ることだが、個人衛生が劣悪だった朝鮮時代ならば、十分に可能な話です。 ところで、正祖が死亡した理由、まさに、原因が彼の鼻髭のためである可能性があります。
でき物(furuncle)は、体毛の根本とすることができる毛嚢の感染から始まります。 毛嚢炎が激しくなって、皮下組織に結節を形成することが、でき物です。 でき物が、隣接した他の毛嚢に広がれば、多数の毛嚢入口で膿耳排出されたり、大きい鐘塊を形成することになります。 これを、大きいでき物(carbuncle)というのに、歴史書物に出てくるなどの、でき物がこれです。
大きいでき物が治療されないで激しくなれば、組織の怪死が起きて、菌がからだの中に掘り下げる敗血症が発生して、結局生命を失うことになる結果を持ってくることができます。
原因菌では、黄色葡萄状球菌が大部分です。 首の後に後発して、糖尿病あれば、よくできると知られています。 個人接触が多い集団で、団体で発生する可能性があって、これを、でき物症(furunculosis)というのに、個人衛生が劣悪だったり、でき物症の患者の接触が多ければ、発生する可能性があります。 制限された空間である朝鮮時代の王宮は、でき物がよくできる環境です。
●正祖が鼻髭を削ったならば歴史変わったことも
でき物の治療は、排膿を促進してきた湿布をしたりもします。 特に、肛門周辺やお尻のでき物は、温水座浴が非常に効果的です。 激しい場合は、切開して排膿をしなければならなくて、抗生剤を使うことになります。
でき物が、度々再発する場合、すなわち再発性でき物症は、鼻の穴と会陰部の黄色葡萄状球菌がある場合です。 すなわち、原因菌のアジトが鼻腔にあるのです。 鼻腔の葡萄状球菌が、手がかかって全身の皮膚に広がって、感染に弱い毛嚢に菌が食い込んで炎症を起こすのです。 鼻中に抗生剤軟膏を塗ることが、再発を50%以上減らすことができるという研究が成されて注目されます。
朝鮮時代王たちが、威厳いるように育てた鼻ひげ、鼻の穴から降りた黄色葡萄状球菌の集合所だったこともあります。 それが、でき物の原因になって、でき物症、再発性が大きい、でき物を誘発したと見られます。 激しい、でき物は、軟組織炎と怪死筋膜炎に進行されて、深刻な敗血症で死亡することになります。
朝鮮の復活を夢見た正祖、急な死亡で、その意向を繰り広げることができませんでした。 歴史に記録された、でき物が、死亡の原因が合うならば、その始まりは彼の鼻髭だった可能性が高いです。 もし正祖が鼻髭を削って、鼻の穴内の鼻毛も綺麗に整理したとすれば、正祖は長く生きられます。 たとえ仮定だが朝鮮と大韓民国の歴史は、正祖の鼻髭により、変わったかも分りません。
前半の映画評は、
さておき~。髭って説もあるんだね。長くて失礼しました