復刻版」商品が人気 はちみつレモン、カップヌードル…震災で幸福探し?
小売りでは「はちみつレモン」などの復刻版の登場が相次いでいる=東京都内のスーパー
飲料や菓子メーカーが、かつて人気を呼んだ商品の「復刻版」を相次いで発売し、好調な売れ行きをみせている。可処分所得が比較的多い30~40代が、幼少時や青春時代を懐かしんで購入しているほか、東日本大震災後の消費志向の変化で、「定番」商品を好んで選ぶようになっていることも影響しているようだ。
「は~ちみつれ~もん」。サントリー食品インターナショナルが懐かしいメロディーのテレビCMとともに10月に復活させたのが、平成11年で販売を停止した清涼飲料「はちみつレモン」だ。炭酸飲料タイプの「はちみつレモンサイダー」も併せて発売した。
「もう一度、飲んでみたいという要望が多かった」(担当者)という言葉を裏付けるように販売は絶好調。11月までに当初目標の年内70万ケース(1ケース=500ミリリットル24本)を大幅に上回り、100万ケースを突破した。発売は25年前の昭和61年で、「そのころ子供だった30代前後が主要な購買層」(同)という。
アサヒビールは11月29日に、雄大な太陽のデザインが懐かしい「初号アサヒビール復刻版」を売り出した。明治25年に発売したビールを、現代の技術で再現した。「主力のスーパードライと違ったアサヒを楽しんでほしい」と話す。
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そう言えば、最近、スーパーでも色んな復刻版を目にする事が増えたような~。
はちみつれもん、ホントに良く飲みました。