毎年、この3連休の一日に、最寄りの公園の一角で行われる”どんど焼き”。子供が小さい時は一緒に。
子供が友達と行くようになってからは、ママ友と必ず、この日に約束をして新年の挨拶がてら、
甘酒や搗きたのお餅などを食べながら、今年も頑張ろう~みたいな感じになるんです。
自治会の方が出していたお店では、甘酒、コーヒー、お神酒、つきたてのお餅、フランクフルト、豚汁
おでん、焼き鳥、焼きそば、クレープ、ホルモン焼きなどで、一周もしたら、もうお腹イッパイになります。
旧年中に使用したお飾りや御札なども燃やしてもらって、その火の中でアルミハクに包んだ三色のお団子を
焼いた後に食べると、無病息災と言う慣わしがあるので、そんな時間を過ごしました。
他の地域でも、こういうのって、あるのかな~?
〇行事内容
「どんど焼き」とは小正月(こしょうがつ=1月15日)の行事で、正月の松飾り・注連縄(しめなわ)・書き初めなどを家々から持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やすという、日本全国に伝わるお正月の火祭り行事です。神事から始まったのではありましょうが、現在では宗教的意味あいは少なくなっています。
一般的には、田んぼや空き地に、長い竹(おんべ)や木、藁(わら)、茅(かや)、杉の葉などで作ったやぐらや小屋(どんどや)を組み、正月飾り、書き初めで飾り付けをしたのちそれを燃やし、残り火で、柳の木や細い竹にさした団子、あるいは餅を焼いて食べるという内容で1月15日前後に各地で行われます。
どんど焼きの火にあたったり、焼いた団子を食べれば、その1年間健康でいられるなどの言い伝えもあり、無病息災・五穀豊穣(むびょうそくさい・ごこくほうじょう)を祈る民間伝承行事です。
〇言い伝え
火は穢れを浄め、新しい命を生み出します。竹の爆ぜる音は災いを退け、高く 上る煙に乗って正月の神様が帰ります。どんど焼きは、祓い清めという役割と、正月に 浮かれた人々を現実世界に戻す、二つの役割を担った行事とおもわれます。
この火にあたると若返るとか、焼いた団子を食べると病気をしない・虫歯にならないとかいわれています。
また、燃やした書初(かきぞめ)の紙が高く舞い上がると習字が上手になり勉強もできるようになるなどともいわれています。
お守り、いただいたお神札(おふだ)に感謝して、古神札の焼納やだるまなども燃やします。
その他にも、1年中の身体健康・無病息災・家内安全・五穀豊穣などを祈願しているそうです。
「正月飾り」を燃やすという行為から、神様を空に送る、つまり「正月の神様」が空に帰っていくという意識が共通して働いているものとみられます