10代も終わりに近づいた頃
何気に付けたテレビで
何かの特集をやっていた

そこには
可愛らしい外国の女の子
歳は10歳前後
番組のインタビューで
『大人になったら何になりたい?』
っていう質問をしていた

女の子はすかさず
『母親になりたい』

それを聞いた私は
ふーん、そうなんだ、なりたいもの母親かぁ
なんて
軽く思っていた

インタビュアー
『なぜ母親になりたいの?』
女の子
『母親って何にでもなれるから』

私は
クエスチョンマーク??
母親は母親じゃねーの?
凝視

インタビュアー
『何にでもなれるって?』
女の子
『子供が怪我や病気をしたら看護婦さんになれる』
『子供に美味しい料理を作るコックさんになれる』
『子供の服を手作りしてデザイナーになれる』
など
色んな夢を語っていた

私は
目から鱗
不安不安

こんな小さな子供が
こんな大きな思いを持っていることに
衝撃を受けた

この時から
母親という存在の
意味や価値を
考え始め
この時から
自問自答している

そして
今の自分は
子供にとって
何者なのか?

看護師?
コックさん?
デザイナー?
全然なりきれていない
不安不安不安不安不安

ああ
ただの口うるさい自分の意思を押し付ける
評論家
不安不安不安

ダメだこりゃアセアセ

今年は
色んなことを振り返りながら
自分の信念
整理していこうと思う
凝視

50代
新年に
遅すぎた信念探し 

(新年と一緒に仕事も探そうか‥ネガティブ

※カバー画像の女子は
私とザ.ピーナッツをデュエットして下さった
ソフィアさんです
デレデレ