浜松から昨日帰ってきたので、

今日は遠州弁講座をしようと思う。


代表的な方言は「だら」「だに」「だよ」である。


「だら」は疑問形。

使用例:今日の体育はサッカーだら?

     (今日の体育はサッカーだよね?)


「だに」は断定形。

使用例:宿題は明日までに提出しなきゃイカンだにー。

     (宿題は明日までに提出しなきゃいけないんだよ。)


「だよ」は直しようがない方言。

使用例:違うだよ。

     (違うよ。)


「だら」「だに」は直っていても、

「だよ」は直っていない人が多い。


続いて「ど」「け」。


「ど」は最上級。

使用例:最近ど寒いら~。

     (最近超寒いよね。)


「け」は疑問形。

使用例:あれ?今日部活ないのけ?

     (あれ?今日部活ないの?)


「だら」は確認の意味がこもっている疑問形で、

「け」は真偽が分からないときに使う疑問形。


俺は「け」を「系」と聞き間違えられて、

新しい流行語にしかけたことがある。


「あれ?今日バイトないの系?」


おじいちゃん世代は、「りん」を使う。

若者はあまり使わない。


「りん」は命令形。

使用例:早くやりん。

     (早くやりなさい。)


あと、嘘のことを「八丁」という。

使用例:八丁こくなやぁ。

     (嘘つくなよ。)


他にもたくさんあるが、

これだけ知ってれば君も浜松市民だ。