楽屋入りし、黒紋付袴に着替えて出番を待っていると
私の一本前、三笑亭可龍さんから、
「姉さん、写真いいですか?」
との声がけが。
仲間と撮る機会が少ないので記念に送ってもらった。
前座の時期が重なっていた可龍さん。
出会った頃は10代で「今時の子!」って感じだったけど、
(私も20歳くらいで若かったけど、笑)
こうして見るとそれなりに歳を重ねてるんだな。
可龍さんのネタは【桃太郎】。
完膚なきまでに親を論破するこまっしゃくれた子どもが登場する。
この後に親思いの子どもが登場するネタをやると真逆で面白いんじゃないか。
ということで【野狐三次 木っ端売り】に入った。
基本、子どもネタの後に子どもの噺は避ける。
お客さまが飽きないようにするため。
でも、今日はこの流れがいいように思えた。
「よく聞いてくださっている。」
そんな印象のお客さまだった。
落語と講談、それぞれの子どもネタをお楽しみいただけたのなら嬉しい。
あっという間の五日間だった。
次の寄席の高座はまだ決まっていない。
いつ出番をいただいてもいいように体調を整えておこう。
夏本番、皆さまもくれぐれもご自愛を🌻
ひまわり