最後の忍道 アーケードアーカイバー 20190704 | 石田雅彦オフィシャルブログ

7月4日、ニコ生、ハムスターコーポレーション:アーケードアーカイバー「最後の忍道スペシャル」
御覧いただきました方、誠にありがとうございました。


ご近所なので、気軽に行ってきた感じですが、楽しませていただきました。

来週の神谷さんなどは結構遠くから来るようです。
うちは何と徒歩5分ですからね^^
5分前に出て、信号に引っかからなかったら早く着いてしまうのではないかと言うくらい。

最後の忍道、懐かしいです、うれしいです

私がゲーム音楽として作った2作目です。
ひとつ(MRヘリの大冒険)やって、要領が分かって、かなりFMを使いこなしています。

MRヘリも初めに作った1ステージの曲と4ステージ以降では若干音色使いが違っていて、一作目の後半くらいからは自分の好みの音が既にできつつあるのが分かります。

 

最後の忍道
ステージ1BGM
配布したmp3のタイトルは「Theme Of Butsuzo 2019」ですが、本当のタイトルは「Theme From Butsuzo」
そういえば、三十数年前、はじめに曲目をつけるときにも間違えたのを思い出しました笑
ちなみに曲目などは元々ありませんでした。
CD化する時に無理矢理(?)何かしら付けました。
後付けですが、曲目を考えるのは楽しい作業でした。

これは、すべてのタイトルにおいて言えることで、元々曲目をつけていたものはひとつもありません。
曲目がついてしまうとイメージが固定される、イメージが狭くなる、という面もありますが、単にどうでもよかった、曲にタイトルをつけるという発想がなかったです。
CD化されたもので私が曲目をつけていないものもあります、どれだったかな笑

アケアカ
イメージファイトもそうでしたが、最後の忍道も本当によく出来ています。
おそらくは次のXマルチプライもかなりのものになっている事でしょう。

番組で毎回使っているTZWさんのアケコン
素晴らしいの一言です、欲しいです笑
ホリのアケコンで十分なのですけれども、あれは軽いのでガチでレバーに力を入れるとコントローラ本体がパタパタ動きます。

PS4で低遅延モニターでTZWさんのアケコン
正直、ゲーセンのコンパネより良いと思います^^

イメージファイトもそうでしたが、入力後の遅延は1フレームのみ
(これはPS4版で、高性能の低遅延モニターでないと完全な恩恵にはあずかれないかとは思います)
ゲーセンでCRTを液晶にしたものなどは、かなり遅れるそうで、それよりも速いとのこと。
すごいですよね。

まあ、何がすごいって、ハムスターコーポレーションさん
毎週何かのタイトルを出せるというのが一番すごいと思っています。
そんなに簡単にできることでもないですよね。
かなりの前倒し計画、かなりのストックが無いと無理ですよね。
その計画性と実行力が想像できるくらいになりたいと結構本気で思います、すごいです。

私などは締め切りギリギリでやるタイプですのでね。
これはミュージシャン気質のなせる業でもありまして、本番直前までひたすら練習して、本番と言う通過点でその時点の全力を出すと言う感覚、これが抜けない。
とは言え、物量とは折り合いをつけていますが、順に片づけるのではなく、一周目二周目で仕上げてゆくタイプです。

もっと良くならないか。
それを考えますが、追われていることの方が多いかな笑

最後の忍道エピソード
MRヘリは発売日を調べてみるに、入社後2~3か月で作って発売されたことになります。
その後、最後の忍道を作るのですが、人生で初めてサラリーマンになって、4か月くらいですか、その頃に

最後の忍道のチームが揃って会社のテレビでアニメを観ているというシーンがありました。
カムイだったかな
会社でアニメを観るというのが頭のかたい私にはピンと来なくて何と自由な会社なんだろうかと思ったことを思い出します。
仕事中に映画に行く人もいたり…それが仕事でもあるのですけれども

ある意味、仕事終わりでマージャンしていたことも仕事と結びついている?
ないか 笑

 

番組中フジタさんのエピソードが、この本にも載っています。
かなり面白いです^^

笑いあり、涙あり、切なさあり、共感ポイントありあり
ゲームソフトを3万本持っているお笑い芸人フジタさんの「ファミコンに育てられた男」