もうすっかり冬ですね☃❄

今年も残すところあと僅か😊

本当にあっという間です。




我が家の息子😊

4月に公立の特別支援学校の高等部に入学しました🌸



二学期になり、週一日登校が続いています🏫


え?それだけ?

学校大丈夫なの?

進学できるの?


そもそも、1年半以上中学でも不登校だったのに、なぜ高校進学できたの?


そんな疑問があるかと思うのですが、

高校決定まで色々ありました😊


まず、どこの高校なら入れるか?

ですよね。




中学校は私達の住む市では、知的障害と情緒障害の特別支援学級固定制があります。


息子は知的障害特別支援学級固定制に進学しました。


どちらに進学するかは、市の教育委員会で話し合いが行われ、11月頃に決定されます。


息子は元々知的障害特別支援学級だったことや、

診断書にも知的障害有りと明記されていること。

教育センターでのWISCの検査などの結果などから、そのまま知的障害特別支援学級に決まったのです。


同じ学級の子でも、親の意向や本人の学習レベルによっては、情緒障害特別支援学級固定制に進学した子もいます。


ただ、情緒障害特別支援学級は普通学級の子ども達と同じ学習内容になります。

なので、知的障害特別支援学級に在籍していて、中学から情緒障害特別支援学級に進学する子は、今までの遅れを取り戻す努力をしなくてはいけないのではないかと思います。


息子が入学した時は、コロナで初めて学校休校になった頃。


入学式は校庭で行われ、すぐに休校になりました🏫

再開した後も、なんとなく楽しく通っていて、1年生の頃はとても楽しかったようです。


でも、2年の夏休み明けに学校へ行けなくなりました。

秋には当時二十歳の甥っ子、息子にとっては従兄弟のお兄ちゃんが不慮の事故でなくなったり、

コロナも流行っている中、辛い思いもしていて😢


心が壊れてしまったのです😢


病院の先生や学校の先生に相談し、

一緒に寄り添うこと、1人でお留守番をさせたりはしないことを心掛けました。


息子の心が元気になるまで待つ。

とにかく一緒にいる。


ほぼ外出することもできず、通院以外は家にいる日々でした。




3年生になり進学を考える時、

療育センターの小児精神科の主治医には、通信制の高校やサポート校のある通信制の高校を薦められていました。


中学で知的障害特別支援学級固定制に進むと、進学先は狭くなります。


知的障害特別支援学級固定制は、いわゆる通知表などで5段階評価などは付かず、学習内容も普通学級と異なります。


支援学級の固定級に進学を希望し、中学を決める時は、

知的障害か情緒障害の固定級、どちらか選択することが出来るのであれば、高校への進学先のことも考えて決定することがとても大切だと思います。



私の住む市(息子の通う中学?)だけなのかもしれませんが、知的障害特別支援学級に通う保護者に、その学区にある進学できる支援学校の説明会に必ず行くように連絡があります。


説明会はFAXで申し込みになっていて、FAXで申し込みしました。


夏休み前に説明会があり親子同伴でとの事だったのですが、息子は外出出来ず。

私は1人で行きましたが、息子のお友達は何人か来ていました😊


説明会の後、学校内の見学。


小学部から高等部があるので、とにかく広ーい校舎。

知的障害、身体障害のある子ども達が通うので、廊下もとても広い。


学内にはたくさんの通学バスが行き来するので、敷地も本当に広いのです。


子ども達が明るくニコニコしていて、熱心な先生方。

小学部の子ども達は笑顔で「こんにちは!」と挨拶してくれました😊


「この学校に息子が通えたらなぁ」

そう思いました。


障害のある子どもを持つ保護の方々なら思うことは、自分たちが居なくなった後のことなのではないでしょうか。


考えたくはないけれど、いつか親は先にこの世からいなくなる。

その後、子ども達は1人で生きていかなくてはいけません。


そのためには、生きていくために働くことや、集団生活に慣れることは大前提だと思います。


それを考えたら、やはり支援学校に通うことがいいのではないか?

そう思いました。


とにかく就職を目指す、高校卒業資格にはこだわらない、受け答えなど面接もしっかりこなすことが出来て、1人で何でも行動できる力のある子は、都立の職業訓練校に進む子が多い印象もあります。




支援学校へ入学する為の条件は大前提として、

知的障害があること。

愛の手帳を持っていれば主治医の診断書がなくても入学することができる。


息子はその時は持っていなかたったので、今から申請するか、病院で診断書を書いてもらうしかない。


私はすぐに児童相談所へ電話をかけました。

18歳までの子ども達は児童相談所で面談や診察をしてもらいます。


7月にお電話して、面談日は9月になりました。


すぐに必要な方もいるかもしれませんが、とにかく早く連絡をすることが一番だなと思います。

面談はかなり時間もかかるので、何組も行うことはできません。


なので、とにかく早め!です。



「でも、IQの数値も本当に微妙だし、申請しても却下されるかな」

そう思いました。


息子は診断された時から、主治医からは

愛の手帳は申請しても貰えないかもしれないと言われていました。

IQが際どい数値なのでそう仰ったのだと思います。


主治医の先生からは、とにかく私立の通信制の高校を薦められて、何校か具体的に名前も挙げて下さっていました。


他にもネットやスクールカウンセラーの先生に頂いた資料を見ながら、何校か選んで資料請求。



その中から主治医の先生から教えて頂いていた何校かに、見学に行くことにしました。


とにかく色々な学校があり、よく考えて選べば、障害に関係なく、悩んでいる子ども達の救いになる高校がたくさんあります。


不登校で悩んでいたり、お友達との付き合いの悩みがあったり、毎日通うことが苦痛になったり。


昔なら高校進学は難しいかもしれないと諦めがちになった子も、どんな子でも今は高校は入学できる環境ではあると思います。


家で勉強をしながら週に数回学校へ通ったり、

スクーリングで年に何回か通ったり。 


2年生や3年生の時に、1週間ほど宿泊学習などのスクーリングがあり、そこに行けばほぼ通学などがなく、テスト以外は自宅で学習すれば大丈夫な学校もあります。



ただ、何校か見学に行ったり、お話しをさせて頂いたのですが、知的障害があるなどお勉強が難しいのなら、一般的な通信制の高校は難しいかなと思います。

サポート校や発達障害などへの考慮がない高校では、単位は取れないかもしれないと思いました。 

入ってみなくてはわからない部分も、もちろんあります。


数1、数A、現代文、古文、世界史、日本史、英語、その他たくさんの教科。

自分達が普通科高校で取らなくてはいけなかった教科の単位を、ほぼ同じように取らなくてはいけないんです。


入ることは出来ると思います。 

でも、中退になってしまうのではないか?と私は感じてしまいました。



サポート校は、一つ見学に行った高校があるのですが、きちんと週5通えるのであればかなり良さそうな高校がありました。


絵を描いたり、何かを作ったり、美術が得意な子は絶対に楽しそうだなぁと思いました。


実は今から娘はこの高校がいいなと思っています😊



通信制の高校も、見学をさせて頂いた学校の子ども達はキラキラ輝いていました✨

すごく楽しそうで活き活きしていて、見ていると私までほっこりするような☺️


担当の方々も皆さんとても感じのいい方々で、熱心に説明して下さいました😊


息子の話をして、一緒に涙ぐんで下さった方もいて。

不登校など心に傷を負った子ども達が、やっぱり少なくないんだと感じました😢



でも、うちの子には難しいなぁと思いました。

やはり学習障害、知的障害の子ども達はかなり難しいかなと。


不登校で悩んでいる子どもたちや親御さん、

ぜひ通信制の高校も視野に学校選びをして欲しいと思いました。


それと同時にみなさんどうしてるのだろう?と思いました。


知的障害特別支援支援学級固定制に通う子ども達は、高校はどうしてるのだろう?



ちなみに息子のクラスは同級生が7名いたのですが、

3名が同じ特別支援学校

1名が職業訓練校

1名が通信制高校(サポート校らしい)

2名が進学は辞退


でした。


知的障害があるから支援学校へ行こう、とは難しいのが息子のような境界知能と診断されている子なのだと思います。


長くなってしまったので、また続きは次回に書きます😊


ありがとうございました🙏